シリーズ・自然いのちひと<br> プラスチック惑星 地球

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シリーズ・自然いのちひと
プラスチック惑星 地球

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  • サイズ A4判/ページ数 71p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784591162859
  • NDC分類 K519
  • Cコード C8795

出版社内容情報

レジ袋、ストロー、食品トレーetc.さまざまな生活用品に広く使われているプラスチック。今や私たちの生活に欠かせません。これらは世界で大量に生産され続けており、同時に大量に廃棄されています。なおかつプラスチックの生産量・廃棄量は年々増えつづけています。とくに近年注目されているのはマイクロプラスチックの問題。マイクロプラスチックとは、海流に漂うなかで微粒子化したプラスチックのことで、食物連鎖の過程であらゆる動物の体内に蓄積されます。最終的には人間の体内に残るわけですが、それが人体にどれほどの悪影響を及ぼすかはわかっていません。私たち人類は、自らの消費活動によって出したプラスチックごみを食べているのです。もちろんほかの野生動物たちも。
本書は、この問題を取りあげ、読者とともに未来のあるべきすがたを考えます。その手段として、ある島に生息するカニクイザルの親子に注目しました。彼らの生活視点で地球を見ると、いかにして海洋プラスチック汚染が進行していくのかが見えてきます。海洋プラスチックごみの多くは、陸地に捨てられたプラスチックごみが川を下って海に出るというルートをたどりますが、そのルートがそのままカニクイザルの生活行動と一致するのです。カニクイザルがおりなす自然の営みの中に存在する大量のプラスチックごみ。その強烈な違和感と不快感を、藤原幸一さんの写真が強く訴えかけてきます。私たちが今、地球のため、動物たちのため、そして自分たちのためにできることとは何なのかを考えさせられる一冊です。

内容説明

地球が、あぶない!もはや地球は、「水の惑星」ではなく「プラスチック惑星」になりつつある。プラスチックごみがあふれる地球の本当のすがたにせまる写真絵本。

著者等紹介

藤原幸一[フジワラコウイチ]
生きもの写真家、作家。秋田県生まれ。日本とオーストラリアの大学・大学院で生物学を学ぶ。その後、野生生物の生態や環境に視点をおいて、世界中を訪れている。学習院女子大学・特別総合科目「環境問題」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

65
極悪非道な人間ども!!!世の中はプラスチックだらけ。避けようと思っても全部プラ容器やら袋に入っており、それを捨てるゴミ袋さえプラスチックってアホですか?悪い冗談としか思えない。何も考えてなさが分かる。ずっと使って行くならまだしもポイポイ捨てて地球を汚し動植物に迷惑をかけ死に至らしめている。プラごみを飲み込んだり食べたりしてしまう動物達が哀れでならない。動植物たちの声なき叫びを真摯に受け止め、少しでも改善してほしい。2023/07/17

ヒラP@ehon.gohon

33
前半ののどかなサルの生活が一転したところに圧倒されてしまいました。 夥しいプラスチックゴミが不法投棄(?)されているシーンには不快感を覚えました。 かつての日本も同じだったのだと内省しました。 でも、根本の問題は、身近にもあることを改めて考える本でもあります。 意図とは関係なく、自分が放ってしまっとプラスチックが、悲惨な未来を作るかも知れないのです。 プラごみの多い少ないに関係なく、プラスチックの危険性を認識して、生活していかなければいけないと、痛感させられました。2023/02/23

RX78

21
プラごみ削減の勉強にぴったりの本です。写真がすごい。子どもにもわかりやすい!2021/08/07

魚京童!

17
資源を求めて宇宙へ向かう人類は美化されるのに、プラスチックによって絶滅する人類は滑稽だ。なぜだろうか。どちらも石油なのに。もう少し時間をかけると動物もプラスチックになれるのだろうし、胃の中にプラスチック分解細胞を持つようになる。時間は解決するだろうが、時間がかかる。それだけの話なんだと思う。圧倒的に駆逐できる。それだけの話だ。生き残りをかけた最終戦争は、単独になることなのかもしれない。敵を排除して、自分しかいなくなって困るんだ。それが人類だと思うし、それでいいと思う。これからもプラスチックを排出するし、エ2019/08/16

15
プラスチック製品の主たる消費者である大人に強く訴える作品。プラスチックゴミは、わたしたちの知らないところで溢れかえっている。それらは魚たちが食べられる大きさのマイクロプラスチックになり、海を浮遊する。そのマイクロプラスチックを食べた魚を、最終的に食べるのは人間。捨てたはずのプラゴミは、知らぬ間に体内へ取り入れられている。この本の主人公のサルだけでなく、シカ、クジラ、ゾウ、クマまでもが、同様にプラゴミを食べている。無責任な人間でいたくない。プラスチック製品の買い控えやゴミ拾いのボランティアをしようと思った。2020/05/26

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