ポプラ文庫<br> 三四郎はそれから門を出た (新装版)

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ポプラ文庫
三四郎はそれから門を出た (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591162729
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

鋭い感性とたぎる愛(に妄想)! 抱腹絶倒、時に涙のブック&カルチャーガイド。直木賞作家の大人気エッセイ新装版で登場。

内容説明

「オシャレの追求に励むのは来世にまわし、今生では思うぞんぶん読書しよう思う。…世の中にこんなに本があるのに、顔なんか洗ってる場合じゃない」。筋金入りの活字中毒者・三浦しをんによる、抱腹絶倒、時に涙の読書&文化ガイド新装版!

目次

三四郎はいかにして門を出ることを決意したか―まえがきにかえて
1章 犬のお散歩新刊情報
2章 三四郎はそれから門を出た
3章 本のできごころ
4章 役に立たない風見鶏
5章 本を読むだけが人生じゃない
6章 愛の唄
三四郎は門を出てどこへ行ったのか―あとがきにかえて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

538
これもまた、しをんさんがご家族と同居されていた頃の(主に書評)エッセイ集。寝ても覚めても本を読んでいらっしゃる。起きている間は、食べているか呑んでいるか読んでいるか、という印象。そしてちゃんと本屋さんで本を買ってらっしゃるのはさすが。他人の本棚はたとえ許可を貰ったとしても、覗くのが恥ずかしいとおっしゃるしをんさん。大胆なのにシャイ、大雑把なようで繊細。そんなしをんさんの全てがわかるファン必読書。2022/10/16

ぶち

102
三浦しをんさん、そうとうに重篤な活字中毒者です。「オシャレの追求に励むのは来世にまわし、今生では思うぞんぶん読書しようと思う。世の中にこんなに本があるのに、顔なんか洗ってる場合じゃない」(あとがき)ということらしいです。三浦さんの1日は「起きる。何か読む。食べる。何か読む。食べる。仕事をしてみる。食べる。何か読む。食べる。何か読む。寝る」で終るそうです。すごいなぁ.... 読みたい本がたくさん見つかりました。ちなみに、「三四郎はそれから門を出た」といいながら夏目漱石の本は1冊も紹介されていません(笑)。2023/01/19

ALATA

99
「エロ本はいついかなる時も堂々と買う」三浦さんの心の奥深いところで息をひそめるエロスが痛快。私には到底出来そうもない行動原理は思わずクスッとなった。他に「男に愛される女、女に愛される女」で独自に研究を重ね、実践に至っっていないくだりは「色気がない」でバッサリ。好きなもの、仕事、恋愛などユーモアを交え、くすぐったいエピソード満載でした★4※「みうらしをん」と「みうらじゅん」。一字しか違わない、それが自慢?まじめにあそぶ、なんか可笑しい。2024/01/30

じいじ

91
しをんさんは、本を書くだけでなく「読み手」のプロであることがよく分かりました。偶々、覗いた老人ホーム―折り紙や訳のわからないお遊戯を80の爺・婆がやらされているのを見て、「創造的な余暇の過ごし方が間違っている…」と、きつい一言。「麻雀とか、頭脳を働かせるものを…」は、老人の立場で、小生も大賛成です。地元の本屋へはよく行かれる由。エロ本も恥ずかしがらずに、堂々とレジへもっていくそうです。しをんさんのユーモア・センスと根っからの本好きを改めて確認しました。2022/12/07

のぶ

91
書評を中心としたエッセイ集。初出の単行本は2006年のようで、若き日の文章を味わう事ができた。最近、続けてしをんさんの書評を読んでいるので、同じような感想になってしまうが、難しい本を分かりやすく、内容は非常に深い。加えて文章は相変わらず、笑ってしまうぐらい面白い。読解力を改めて垣間見る事ができた。あとがきにあったが、あらすじ紹介に終始しない。最後の一、二行で「しかし、ここだけはいただけない」といったどんでん返しをしない。とあり、自分に思い当たりがあり、これには胸が痛かった。全体には楽しい本でした。2019/06/04

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