出版社内容情報
時は天保九年。災害、貧困、悪政・・・息苦しい世を陽気にエネルギッシュに生き抜く、痛快エンターテインメント時代小説。
内容説明
幕府の金で私腹を肥やす中野碩翁の隠し財産十万両を奪え―。密命を帯びたのは、「騙りごと」の天才・河内山宗俊。しかし金蔵には危険な罠が仕掛けられ、生きて戻れたものはいない。命懸けの大勝負に謎めく花魁やからくり技師ら曲者達を呼び集めたが、影では更なる謀略が―。
著者等紹介
竹内清人[タケウチキヨト]
1968年神奈川県生まれ。91年日本映画学校を卒業後、映画宣伝業務に携わる。2005年、映画『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。また、作家としても、実話を基にした『風流時圭男』などを手掛ける。『たばかり稼業の六悪人』が初のオリジナル小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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