出版社内容情報
立花宗茂は、関ヶ原の合戦で徳川家康に背きながらも、家康に請われて大坂の陣で活躍し、再び大名となる。西国無双の武将の生涯!
目次
第1章 西国の猛禽
第2章 父子慟哭
第3章 唐入りのこと
第4章 関ヶ原
第5章 柳河の春
立花宗茂を知るための基礎知識
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年、大阪府大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業。2018年に「歴史大賞功労賞」(歴史研究会)を受賞
静霞薫[シズカカオル]
小説家・評論家・漫画原作者。現在は滋慶学園グループ名誉教育顧問として、大阪デサイン&IT専門学校・東京コミュニケーションアート専門学校・名古屋デザイン&テクノロジー専門学校・福岡デザイン&テクノロジー専門学校・仙台コミュニケーションアート専門学校などで、マンガ科・コミックイラスト科・ライトノベル科の学生指導にあたっている
中島健志[ナカシマタケシ]
福岡県福岡市生まれ。九州産業大学卒業。1988年、『コミックアフタヌーン3月号』(講談社)に「中尉殿の飛燕」(’87冬期賞受賞作)が掲載され、漫画家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
35
戦国時代はメインになる有名な武将しか知らず、誰この人?状態で借りてきて、面白くて夢中になってしまった。こんな面白い人がいたのねえ。…いや、今こうしている時にもすごく面白い若い人がいっぱいいるはず。…娘は誾千代さんに夢中で、お魚バリバリエピソード(本当なのかな…)に大受けしていました。うんうん、やっぱ戦国女子の話、もっと読みたいよね。この二人、NHKあたりでドラマ化したらヒットするんじゃない?2022/10/14
みやしん
3
ダイジェストで送らざるを得ない児童書の限界もある中、要所要所をは押さえて深くはないけど、表面上分かりやすくはなった構成。立花宗茂を扱った小説もいくつかあるが、それらとはまた赴きの異なる決して侮りがたい一冊。2022/08/05
やま
3
申し訳ないけど、あまりよく知らない人物だったので、この本を読んで良かったです。立花宗茂に関する他の本も読んでみたくなりました。奥さんと秀吉とのエピソードは知っていたので、まったく知らなかったわけではないのですが、自分の知らなさすぎにへこみました。2019/05/21
ビシャカナ
2
本多忠勝と並んで天下無双と秀吉に讃えられた立花宗茂。主家である大友の苦境に併せて、九州の戦国時代を三国志に見立てるのが解説としては異質か。不敗伝説や優れた人格を強調される解説。意外とギスってる誾千代との関係の落とし所がうまい。2020/12/06
Teruhisa Takii
2
西国一の無双であるとは知りませんでした。2019/03/21