teens’ best selections<br> トリガー

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トリガー

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591160732
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

深い夜の闇を抜けて、新しく“生きること”を選び直し、歩き始める、彼女たちの物語「あの子を助けたい」
そう思いながら、本当に救われたかったのは、私自身だったのかもしれない。
深い夜の闇を抜けて、新しく“生きること”を選び直した、彼女たちの物語。


音羽(とわ)と亜沙見(あさみ)は、いつも一緒の親友同士だった。ところが亜沙見の姉が亡くなってから、日に日に彼女の様子がおかしくなり、突然家出をしてしまう。理由は出生の秘密。
生きる希望を見いだせない亜沙見と、彼女を全身で支えようとする音羽。そんな音羽自身にも、忘れられない過去の傷があった。息苦しい現実の中で、誰にでも起こりうる、足元が揺らぐきっかけ(トリガー)――。思春期の少女たちの危うく切実な心理を描く。

いとう みく[イトウミク]
著・文・その他

内容説明

音羽と亜沙見は、いつも一緒の親友同士だった。ところが亜沙見の姉が亡くなってから、日に日に彼女の様子がおかしくなり、突然家出をしてしまう。理由は出生の秘密。生きる希望を見いだせない亜沙見と、彼女を全身で支えようとする音羽。思春期の少女たちの危うく切実な心理を描く物語。

著者等紹介

いとうみく[イトウミク]
神奈川県に生まれる。作品に『糸子の体重計』(日本児童文学者協会新人賞受賞/童心社)、『空へ』(日本児童文芸家協会賞受賞/小峰書店)など多数。YAから幼年童話まで、精力的に執筆している。季節風同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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chimako

88
トリガー=引き金のイメージがあったが、カバーの袖には「きっかけ」とある。中学生はちょっとしたきっかけで底なし沼に引きずり込まれたり舞い上がったりする。特に女子は友だちとの距離感も難しい。主人公音羽の友だち亜沙見が行方不明になる。何かに悩んでいるのは感じていたのに深く関わるのが怖くて知らぬ顔をし続けた。小学生の時の苦い思い出があるにもかかわらず。ある日家の前でたたずむ亜沙見を見つけ部屋にかくまう音羽。思いがけない秘密を打ち明けられ行動を共にする。自分自身にしらばっくれることをやめた少女は少しだけ強くなった。2020/03/03

J D

78
 重かった。YAなんだけどいつものいとうみくさんより、半歩分重かった。中学2年女子音羽を主人公に据えて亜沙見の家出を中心に物語は進む。その過程で「生きる意味」や人を理解、分かるということを考え悩み答え、若しくは妥協点を見つけ出し前に進む物語。題名「トリガー」そう、「きっかけ」があれば良にも否にも進む事ができる危うさを持つ中学生たち。サイドストーリー的に語られる依里子の誕生会の話が哀しい。似たような経験はあるような気がして胸が痛んだ。2025/01/27

はる

70
いとうみくさんらしい繊細な物語。かつて友達を裏切ってしまい、今でもそのことがしこりとなって心に残っている主人公の少女。そして今、親友が家出して自殺しようとしている!親友を救うことが出来るのか…。不穏なタイトルが暗示するように緊迫した展開。大人への冷めた視線やクラスメートとの微妙な空気。思春期特有の張りつめた感情を描くのが抜群に巧い。悩みを抱えた現代の子供たちを救いたい、という作者の強いメッセージが感じられる作品。2019/01/27

ゆみねこ

68
中学二年の音羽と亜沙見は、いつも一緒の親友。亜沙見は姉の死をきっかけに、日に日に様子が変わってゆく。音羽は全身で彼女を支えようとする。思春期の少女の心を丁寧に描いた一冊です。2018/12/27

しゃが

66
二人の女の子や親たちの思いに泣きそうになった。生きにくさを感じる亜沙見と、彼女を支えようとする音羽の二人が共にとった行動は…。私は手を握っていられるだろうか、私は抱えている存在の不確かさに乗り越えられただろうか。彼女たちの悩みは人生の「余生」という域に入っている私と同じなのだ。なぜ生きているのだろうか、なぜまだ生きなければならないのかと。迷ったときに押し返してくれるものは人の確かな温もりなのだ。そのきっかけ(トリガー)がおまもりになってほしい。この作品は児童コーナーにあったが、YAコーナーにおいてほしい。2019/02/12

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