ポプラ新書
ニュースがわかる高校世界史

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591160268
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ニュースを理解するには高校世界史の知識があればいい。大人の学び直しに最適な1冊。【大人の学び直しにも最適!】
【「高校世界史」の知識でここまでわかる!】

1929年世界恐慌ふたたび
それでも歴史はくりかえすのか?
歴史を知れば世界が見えてくる――。激しくなる米中貿易戦
争と独裁者たちが望まれる現代は、1929年の世界恐慌から第
二次世界大戦に進む流れと似ている。このまま世界は戦争を
迎えるのか? 大人になった今こそ歴史を学び、世界で起き
ていることを理解したい。そんな期待に応えるニュースを読
み解くための高校世界史講座。

【目次】
授業を始める前に――歴史をどう学べばいいのか
歴史の教科書は読んでもわからないようにできている?
社会人が歴史を復習するには世界史Aで
理解するには先生が必要な日本の教科書
歴史を教える難しさ
歴史を学ぶ難しさ
歴史から見えてくること

第1限 世界恐慌再び、となるのか
    第二次世界大戦につながる歴史から見える今
第2限 独裁政治はなぜ生まれたのか
    ドイツ国民はこうしてヒトラーを選んだ
第3限 「アメリカ・ファースト」は昔から
    歴史と今はつながっている

授業を終えて――歴史の中で生きるには
今現場で起こっていることの背後にある歴史
アメリカは経済が優先される国
歴史を遡ると見えてくるアメリカの根底を流れる思想
歴史の中に生きるひと
日本では戦後の歴史がどう捉えられているか

【プロフィール】
池上彰(いけがみ・あきら)
1950年、長野県生まれ。慶應義塾大学卒業後、NHKに記者として入局。事件、事故、災害、消費者問題、教育問題等を取材。2005年に独立。2012年から16年まで東京工業大学教授。現在は名城大学教授。海外を飛び回って取材・執筆を続けている。

増田ユリヤ(ますだ・ゆりや)
神奈川県生まれ。國學院大學卒業。27年にわたり、高校で世界史・日本史・現代社会を教えながら、NHKラジオ・テレビのリポーターを務めた。日本テレビ「世界一受けたい授業」に歴史や地理の先生として出演のほか、現在コメンテーターとしてテレビ朝日系列「グッド!モーニング」などで活躍。日本と世界のさまざまな問題の現場を幅広く取材・執筆している。

池上 彰[イケガミアキラ]
著・文・その他

増田 ユリヤ[マスダユリヤ]
著・文・その他

内容説明

1929年世界恐慌ふたたび、それでも歴史はくりかえすのか?歴史を知れば世界が見えてくる―。激しくなる米中貿易戦争と独裁者たちが望まれる現代は、1929年の世界恐慌から第二次世界大戦に進む流れと似ている。このまま世界は戦争を迎えるのか?大人になった今こそ歴史を学び、世界で起きていることを理解したい。そんな期待に応えるニュースを読み解くための高校世界史講座。

目次

授業を始める前に―歴史をどう学べばいいのか
第1限 世界恐慌再び、となるのか―第二次世界大戦につながる歴史から見える今(現代ニュースをおさらい;歴史と今がどうつながっているのか)
第2限 独裁政治はなぜ生まれたのか―ドイツ国民はこうしてヒトラーを選んだ(歴史を遡ると;歴史と今がどうつながっているのか)
第3限 「アメリカ・ファースト」は昔から―歴史と今はつながっている(現代ニュースをおさらい;歴史と今がどうつながっているのか)
授業を終えて―歴史の中で生きるには

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県生まれ。慶応義塾大学卒業後、NHKに記者として入局。事件、事故、災害、消費者問題、教育問題等を取材。2005年に独立。2012年から16年まで東京工業大学教授。現在は名城大学教授

増田ユリヤ[マスダユリヤ]
神奈川県生まれ。國學院大學卒業。27年にわたり、高校で世界史・日本史・現代社会を教えながら、NHKラジオ・テレビのリポーターを務めた。日本テレビ「世界一受けたい授業」に歴史や地理の先生として出演のほか、現在コメンテーターとしてテレビ朝日系列「グッド!モーニング」などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

21
2018年9月の本。第1限、米トランプ大統領が仕掛けた貿易戦争の背景となった1929年(池上)。第2限、独ナチス台頭の背景を1929年に置く(増田)。第3限、メキシコとの壁。中ロのように周辺国を緩衝国としない米国。先住民の土地に後から無理矢理割り込んできたことで、周辺国と上手く共存できない国家体質なのか?本書でも「詳細世界史研究」(山川出版社)からの引用が。受験参考書、恐るべし。2021/08/29

hk

21
「メキシコは中南米ではなく”北米”だ…」「日本の歴史教科書は生徒が読んでも解らないようにできている。教師が補足してはじめて全体像がクリアーになるように設計され、それが教師の権威の源泉となる仕組みだ。だから世界史の教科書を読んでも歴史を把握することは困難なのだ」この2つの指摘はなるほどと腹落ちした。 だがどうだろうか? 本書の趣旨である「1929年アメリカ発世界大恐慌からナチスの台頭そして破滅までと、米中貿易戦争を契機にブロック経済化がすすむ現代とのアナロジー分析」は舌足らずで解りずらいのではないだろうか。2018/11/22

mintia

15
世界史は用語と年号の丸暗記しかやってなかったので、全体の流れが掴めていない。そんな自分にも、スーッと頭に入ってきた。池上さんが言うように、歴史をどうやって自分のことと捉えていくか考えていきたい。2018/11/05

りょちみ

9
「世界史」とあるが、テーマは「世界恐慌」「(ドイツの)独裁政治」「アメリカ・ファースト」に絞られています。キーポイントは、今の政治経済を歴史から分析して繋がりを知ろうということ。アメリカの建国の歴史を知ることで、現在のトランプ大統領の根底にある考え方の理解だったり、世界恐慌やドイツのヒトラーの台頭との横のつながりが見えてくることで、途端に今までのお勉強としての世界史から、ストーリー展開を楽しむ視点に変わります。なぜこの政策を進めているのか、理由を問うと必ず歴史的背景があるはず。疑問を持つこと!2019/03/31

クサバナリスト

9
サラエボ事件の背景の中で一部知らなかったこともあり、知ることができて良かった。2018/11/13

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