ポプラ新書
代理人だからこそ書ける日米プロ野球の契約の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591160107
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

現役のメジャー選手会公認エージェントが書く
メジャーリーガーや日本に来た外国人助っ人の知られざる契約の裏側現役のメジャー選手会公認エージェントが書く
メジャーリーガーや日本に来た外国人助っ人の知られざる契約の裏側

大谷翔平選手、ダルビッシュ有選手など、毎年のようにメジャーに挑戦する日本人選手がいるなか、現役のメジャー公認エージェントだからこそ言える、活躍できる選手の条件や球団との厳しい移籍交渉の舞台裏から、代理人そのものの仕事内容などを解説。また、あまり知られていない、メジャーから日本のプロ野球に来る「外国人助っ人」の契約の裏側も詳述。

【著者のクライアントの一例】
日本人選手→和田毅、田口壮、城島健司、大家友和など。
外国人選手→マイルズ・マイコラス、カルロス・ペゲーロ、アレックス・カブレラ
など。

(もくじより抜粋)
第1章 「プロ野球代理人」とは何をする人か
・メジャーの代理人になるには
・代理人になるには必ずしも野球経験は必要ない など

第2章 プロ野球代理人のリアルな契約とお金の世界
・代理人報酬は2?3割の選手からしか受け取っていない
・代理人はどれだけ選手にメリットをもたらすのか など

第3章 代理人だから語れるプロ野球とメジャーの違い
・FA市場の相場は需給バランスで変動
・選手のサポートは契約交渉だけではない など

第4章 日本からメジャーへ 活躍する選手の条件
・メジャーでやりたい本気度を感じることができるか
・「日本のプロ野球を経ずに即メジャー」において知っておくべきこと など

第5章 外国人選手が日本で活躍できる条件
・メジャーから日本球界に来る選手の交渉のポイント
・マイコラスが叶えたアメリカン・ドリーム/マイルズ・マイコラス など

<著者紹介>
長谷川嘉宣(はせがわ・よしのり)
オクタゴン社野球部門環太平洋部長。MLB選手会公認エージェント
同志社大学卒業後、渡米し、オハイオ大学大学院にてスポーツビジネスを学ぶ。その後、カージナルス傘下の3Aで働き、球場スタッフや当時在籍していた田口壮氏(現:オリックス・バファローズ二軍監督)と出会ったことをきっかけに、田口氏の代理人を担当するCSMG社に入社。2008年にオクタゴン社による同社買収にて移籍、同社の日本野球部門部長に就任。2016年より韓国や台湾などを含む環太平洋部門部長に就任、現職に至る。

長谷川 嘉宣[ハセガワヨシノリ]
著・文・その他

内容説明

メジャー選手会公認エージェントが書くメジャーリーガーの契約の裏側。大谷翔平選手、ダルビッシュ有選手など、メジャーに挑戦する日本人選手が数多くいるなか、現役のエージェントだから書ける、活躍できる選手の条件や厳しい移籍交渉の舞台裏を解説。また、あまり知られていない、メジャーから日本のプロ野球に来る「外国人助っ人」の契約交渉の裏側も詳述。

目次

第1章 「プロ野球の代理人」とは(メジャーの代理人になるには;代理人の仕事とは ほか)
第2章 プロ野球代理人のリアルな契約とお金の世界(代理人報酬は2~3割の選手からしか受け取っていない;代理人同士でクライアントの取り合いもある ほか)
第3章 知られざるプロ野球代理人の仕事(FA市場の相場は需給バランスで変動;FA市場は「相対評価」、年俸調停は「絶対評価」 ほか)
第4章 日本からメジャーへ 活躍する選手の条件(ドラ1候補からの転落、そして這い上がり―多田野数人氏;逆境を跳ね返す―田口壮氏 ほか)
第5章 外国人選手の日本のプロ野球での契約の裏側(メジャーから日本球界に来る選手の交渉のポイント;トレード期限ギリギリの攻防―ルイス・メンドーサ ほか)

著者等紹介

長谷川嘉宣[ハセガワヨシノリ]
オクタゴン社野球部門環太平洋部長。MLB選手会公認エージェント。同志社大学卒業後、渡米し、オハイオ大学大学院にてスポーツビジネスを学ぶ。その後、カージナルス傘下の3Aで働き、球場スタッフや当時在籍していた田口壮氏(現:オリックス・バファローズ二軍監督)と出会ったことをきっかけに、田口氏の代理人を担当するCSMG社に入社。2008年にオクタゴン社による同社買収にて移籍、同社の日本野球部門部長に就任。2016年より韓国や台湾などを含む環太平洋部門部長に就任、現職に至る。2008年より、MLB選手会公認エージェント。日本→メジャー、メジャー→日本の双方の代理人として活躍する現役の第一線のエージェント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miu

8
代理人って、あんなことやこんなことまでするのね!って驚きの一冊。もしかしたらカープの菊池やライオンズの秋山が来年メジャーに行ってしまうかも。どうか、いい代理人に出会ってうまく話が進みますように!と願わずにいられない。代理人は人生のパートナー。2019/09/07

Katsuto Yoshinaga

5
「オプトアウト(契約解除)」「オプション(マイナー降格行使権)」「サービスタイム(MLB在籍日数=MLBへのサービス提供期間)」「年俸調停権(サービスタイム3年以上)」etc.の耳慣れない契約用語や「GMは自分の考えを理解し実行できる監督を雇う=監督はGMが連れてくる」といった日米の球団管理の違いがわかって、プロ野球ネタ好きには楽しめた一冊。城島選手がホークスへ復帰しなかった事情とかも、代理人の立場から解説してくれて面白かったが、ちょっと構成が散らかっている点が心残り。編集がしっかりしていればなぁ…2019/10/13

yoo

5
代理人が選手の生活の細やかなところにまで配慮するということは知らなかった。選手がプレーしている期間だけではなく、人生そのものをサポートしようとする姿勢には脱帽。2019/07/15

来訪者

5
派手でもある一方データ解析が進みシビアでもある両極端の性質を持った特殊な産業とはいえ行き着くところは人間関係か。贔屓にしているオリックスの補強方針や獲得の経緯、田口氏や多田野氏のマイナー時代の下りが特に面白かった。図書館本だがKindleにダウンロードしたいくらい。2019/01/19

Tak

2
メジャー代理人の書いた契約等の裏話などが満載の書籍です。移籍交渉の裏側等が見え面白かったです。どこの世界でも謙虚にまじめにコツコツとやるのが成功の秘訣なんでしょうね2018/11/08

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