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ポプラ新書
ハゲの文化史

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  • サイズ 新書判/ページ数 281p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591159682
  • NDC分類 383.5
  • Cコード C0239

出版社内容情報

歴史・神話から増毛・育毛最前線まで。全方面からアラマタ先生が切り込みまくる、人類と毛髪に関する文化史・決定版!古代から現代まで、私達に最も身近で深淵なるテーマ「髪」。
人をおしゃれに彩るだけでなく、時には畏敬の象徴であり、性愛の対象であり、呪いの道具でもある。なぜ人はこれだけ髪を重要視するのだろうのか。
歴史・神話の視点を経て、かつらブームに髪切り妖怪、はたまた増毛・育毛最前線まで。
全方面からアラマタ先生が切り込みまくる、人類と毛髪に関する文化史・決定版!

荒俣 宏[アラマタヒロシ]
著・文・その他

内容説明

古代から現代まで、私達に最も身近で深淵なるテーマ「髪」。人をおしゃれに彩るだけでなく、時には畏敬の象徴であり、性愛の対象であり、呪いの道具でもある。なぜ人はこれだけ髪を重要視するのだろうか。歴史・神話の視点を経て、かつらブームに髪切り妖怪、はたまた増毛・育毛最前線まで。全方面からアラマタ先生が切り込みまくる、人類と毛髪に関する文化史・決定版!

目次

まえがき 「もう大丈夫、カツラと呼ばないで!」―毛髪医療の最先端とウィッグ産業の現在
第1部 髪と毛の伝承と科学
第2部 毛と髪のマジカルパワー
第3部 毛のおしゃれ、髪のよそおい
第4部 ハゲの哲学と叡知
あとがき 悩みの種から幸福増大の切り札へ―毛髪はおもしろすぎる

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
作家。博物学者。1947年東京生まれ。武蔵野美術大学客員教授・サイバー大学客員教授。『帝都物語』がベストセラーになり、日本SF大賞受賞。『世界大博物辞典』でサントリー学芸賞受賞。神秘学・博物学・風水等多分野にわたり精力的に執筆活動を続け、著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

50
「ハゲの」というよりも「毛の文化史」ではないかと思えば、なるほどあとがきに事情あり。面白おかしく読んだものの、アリャマタ先生の博覧強記はポプラ新書には収まりきれぬとも感じた。2018/10/23

ばりぼー

26
大阪大学大学院の板見智教授によると、医薬品としての発毛薬は、現在開発されている薬が「ほぼマキシム」、すなわち「限界」ではないかという。なぜなら、短期間にぼうぼう毛が生える薬がもし開発されたとしても、発がん性物質になってしまう恐れがあるからだ。がんも細胞の成長という意味では毛の成長と同じで、むやみに伸びればがん化してしまう可能性だってある。板見先生は、歳をとって髪が薄くなるのは、一種の出家と考えるべきだとおっしゃった。自然のなりゆきに任せ、与えられた人生を楽しんでみることにこそ生きる面白さがある、と。2021/01/13

kenitirokikuti

11
むかし『髪の文化史』というタイトルで刊行された連載コラム集。ヒトの毛について雑多に論じる。ハゲる動物はきわめてまれ…まぁそれ以前にネイキッドな陸上動物自体がすごくまれだった。頭髪の価値は高いけれど、脇毛と陰毛はそうでもない。ギリシャとローマでは少年愛のため、毛がない方が美とされたらしい。そもそも、思春期 puberty の語源が陰毛の生える時期を指すそうな。(テレビ)アニメ絵では陰毛も脇毛も描かれることがまれである。まぁ、耳の穴や鼻の穴、口の中、肛門、足の裏なども同様だけど。2019/01/01

たぬ

6
★3.5 荒俣先生が書いた本なら面白いはず! と軽く期待しつつ読み始めました。20年前に書かれた本の加筆・修正版だそうです。髪の悩みはいつの時代のどの世界でも変わらない。いかに伸ばすか。いかに増やすか。これたぶん、荒俣先生みたいな微妙な頭髪の持ち主(失礼)が書くからこそ説得力も増すのでしょうな。2019/02/28

てながあしなが

4
タイトル買い。タイトルは「ハゲの文化史」だが、正確にいうと「髪の文化史」か。こういう釣りタイトルみたいなのはちょっとなぁ…。今回は読み物として面白かったから許せるけど。2018/09/10

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