出版社内容情報
「身のほど」を知る人こそ
厄介な世の中の「骨頂」を味わえる。
女も男もなく孤高を愉しむために
必要なことを学ぶ21話。「身のほど」を知る人こそ
厄介な世の中の「骨頂」を味わえる。
女も男もなく「孤高」を愉しむために
必要なことを学ぶ21話。
この世には男も女もない。
「人間」として人生をまっとうする手立てを
豊富な体験をもとに真摯に問う。
この複雑で厄介な世の中で、
自分を見失わずにその使命を
まっとうする生き方とは?
●前書きより……
慣れや日常化は時々、私たちに本質を見失わせる。
だから私たちはいつも根本を覚えていなければならないのだ。
すべての川は源流の一滴を持っている。
そして月日をかけて大河になる。
その仕組みをわすれない人は
誰でも「みごとな見事な生き方」ができるだろう。
●21話のタイトルより……
・すべて存在するものは良きものである
・「選択する勇気」が人生を深く彩る
・覚悟がなければ何一つ手に入れることはできない
・「一人で何ができるか」を問うことで生きるに値する人生が見えてくる
・現実をよく眺めることが人生を深く味わうための条件
・属性で人を判断していると、相手の本質がつかめない
・些事は大事の元ゆえ、決してバカにしてはいけない
・女性と男性を同じ基準で比べることは不可能である
・「女だから無理」なことはほとんどないと思っていい
ほか
曽野 綾子[ソノアヤコ]
著・文・その他
内容説明
「身のほど」を知る人こそ厄介な世の中の「骨頂」を味わえる。女も男もなく、人間として「孤高」を愉しむための21話。
目次
前書き―人間がいるだけ
第1章 人生の深い味(すべて存在するものは良きものである;生命を生かし育てる作業は不滅の面白さを持っている ほか)
第2章 「幸せ」をつくる力(人が本当に贈りたいと思うものは“幸福感”;全人生の結果としての「会話力」は、耐える力、観察力、学ぶ力のたまものである ほか)
第3章 生きるために必要なこと(女性が好む噂話は九十パーセント以上の確率で誤りを含んでいる;仕事は「深入り」しなければ勿体ない ほか)
第4章 女と男は違いがあるから面白い(女性と男性を同じ基準で比べることは不可能である;「育メン」に頼りすぎると、種の存続の法則から逸れていく ほか)
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。『遠来の客たち』(筑摩書房)で文壇デビューし、同作は芥川賞候補となる。1979年ローマ法王によりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者、1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」を始め、2012年代表を退任。『老いの僥倖』(幻冬舎新書)、『夫の後始末』(講談社)などベストセラー多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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