出版社内容情報
東京の老舗を紹介するおいしいエッセイ第二弾! 東京で生まれ育った著者が明治に続き大正創業の名店の魅力を紹介。明治創業の老舗の味と歴史を紹介した『東京老舗ごはん』につづく、食のエッセイ。わずか15年ほどながら、モダン、ロマン、デモクラシーなど独特のイメージに彩られた「大正」という時代。その大正期に創業され、今も人気を誇る東京の名店をピックアップ、創業時からの味やエピソードとともに、現代にも続く大正食文化の魅力について、東京で生まれ育った著者ならではの視点でつづります。
【著者プロフィール】
1954年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学新聞研究所修了。84年友人と地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、09年の終刊まで編集人を務めた。歴史的建造物の保存活動にも取り組み、日本建築学会文化賞、サントリー地域文化賞を受賞。98年『鴎外の坂』で芸術選奨文部大臣新人賞、03年『「即興詩人」のイタリア』でJTB紀行文学大賞、14年『「青鞜」の冒険』で紫式部文学賞を受賞。近著に『暗い時代の人々』『子規の音』『お隣りのイスラーム』『「五足の靴」をゆく』などがある。
森 まゆみ[モリマユミ]
著・文・その他
内容説明
東京の老舗の魅力を紹介する、おいしいエッセイ第2弾!明治の老舗に続いて取り上げるのは大正時代に創業し、今も人気を誇る名店。東京で生まれ育った著者が、創業当初のエピソードや老舗としての思いなどを店主への聞き書きでつづる。大正の建物訪問記も収録。
目次
会社員が集う町で鰻を味わう―新橋/鳥かど家
名店が競い合う上野のトンカツ―上野/蓬莱屋
ずっと変わらないアイスの味―根津/芋甚
祖父の心意気を受け継ぐモダンな老舗―八重洲/八重洲とよだ
人気メニューはハヤシとカレー―本郷/万定フルーツパーラー
大正建築を訪ねて1―丸の内/東京ステーションホテル
special interview人に歴史あり―バー「オーク」/杉本壽さん
地元に愛される下町の蕎麦屋―浅草/翁そば
町とお客に育てられたおでんの名店―浅草/大多福
やわらかな時が流れる居酒屋―浅草/赤垣〔ほか〕
著者等紹介
森まゆみ[モリマユミ]
1954年、東京生まれ。84年、友人と地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、2009年の終刊まで編集人を務めた。歴史的建造物の保存活動にも取り組み、日本建築学会文化賞、サントリー地域文化賞を受賞。98年『鴎外の坂』で芸術選奨文部大臣新人賞、03年『「即興詩人」のイタリア』でJTB紀行文学大賞、14年『「青鞜」の冒険』で紫式部文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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