ポプラ社ノンフィクション
女の子だって、野球はできる!―「好き」を続ける女性たち

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591158883
  • NDC分類 K783
  • Cコード C8095

出版社内容情報

W杯5連覇中の、日本の女子野球。女性が野球を続ける道を切り開いてきた選手たちの秘められた苦労とよろこびをつづった一冊。日本の女子野球のレベルは、世界一!
でも、日本で女の子が野球を続けるには、乗りこえなければいけない、大きなかべがあります。ワールドカップ2大会連続MVPを獲得した、世界一の女子投手・里綾実投手は、試合後のインタビューで、「野球は男のものでも女のものでもなく、みんなのスポーツです」と宣言し、大歓声がわきおこりました。「野球が好き」という気持ちを胸に、かべに立ちむかい、道を切りひらいてきた人たちが支える、“世界一の女子野球チーム”のこれまでとこれからを描いた一冊です。

長谷川 晶一[ハセガワショウイチ]
著・文・その他

内容説明

「野球は男のものでも女のものでもなく、みんなのスポーツ」―ワールドカップ2大会連続MVPを獲得した里綾実投手のこの言葉のうらには、野球を続ける女子選手が直面する、大きな“かべ”の存在がある。すべての女の子が、「好き」をあきらめず、続けられるように。かべを越えた先にある光を示す一冊。

目次

1章 女子野球界最強のエース―里綾実(愛知ディオーネ)
2章 「美人すぎる野球選手」と呼ばれて―加藤優(埼玉アストライア)
3章 野球と勉強の両立を目指して―山崎まり(埼玉アストライア)/清水美佑(アサヒトラスト)
4章 男子をまとめる女子キャプテン―前中志穂(上甲子園中学校)
5章 野球少女の夢舞台―NPBガールズトーナメント
6章 笑顔あふれる四番打者―川端友紀(埼玉アストライア)

著者等紹介

長谷川晶一[ハセガワショウイチ]
ノンフィクションライター。スポーツを中心にノンフィクション作品を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

52
野球女子を応援したくなりました。著者はスポーツ中心のノンフィクションライターの長谷川晶一氏。マドンナジャパンで活躍する主力選手たちとの対談を通じて、これまでさまざまな困難に負けずに野球を続けてきたエピソードを紹介した一冊。なでしこジャパンを目指してサッカーをする女子は増えてきている一方、女子が野球をできる環境は全く整っておらず、中学・高校と進学するにつれ断念する女子が多いとのこと。21年に阪神タイガースWomenが発足しプロ野球界も本格的に動き出した感じですが、まだまだこれからですね。2024/10/06

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

11
地元でも中学生になって野球部に所属する女の子がいました。日本で女性が野球を続けるには壁がありますが、日本の女子野球のレベルは世界一、乗り越えて更に高みを目指しているんですね。2022/01/03

ひの

4
はじめにの章に女子野球組織図(軟式と硬式)が載っていてわかりやすい。1章 里綾実、2章 加藤優、3章 山崎まり・清水美佑、4章 前中志穂、5章 NPB(日本野球機構)ガールズ・トーナメント、6章 川端友紀。野球を頑張りたい女子に届けたい。2018/12/24

読生

2
2018年の本。 ここからコロナ禍を越えて、状況はどう変わったんだろう。 「危険だから」女子には試合出させないって当時も聞いたけどほんと意味不明だよなあ…。 今でも危険度は変わってない気がしますけどね、暑さとか暑さとか暑さとか…。 それにしても監督の責任の重さよ。 中学、高校と部活に打ち込んでいたにも関わらず、自身問題を解決できなかったものが、その後の監督の一言で嘘のように改善する。 じゃあ中高… https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/45911588882023/08/16

まめもやし3

2
野球に対する女子へのハードルの高さ。それを乗り越えがんばっている女子選手達の軌跡。2018/09/19

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