出版社内容情報
のんちゃん、大ちゃん、しょうちゃんはぺっちゃんこのひきがえるを見つけた。「死んだら、どこにいくのかな?」と考え始め……。★ヒキガルの死をきっかけに、命について考え始めた子どもたちの物語。
のんちゃん、大ちゃん、しょうちゃんは、2年2組の仲良し3人組。ある日、朝の会で、同級生のはるかちゃんのお母さんが亡くなったと知らされ、クラスで黙祷をしたけれど、3人には実感がわかない。その日の帰り道、3人は車にひかれたヒキガエルを見つけた。初めは面白半分でカエルをつついていたけれど、「どうして、こんなところまできたのかな?」「なにをやりたかったのかな?」「死んで、どこにいったのかな?」と、死んだカエルについて想像するうちに、それまで確かにあった命が絶たれることについて考え始め、命や死について自分たちなりに思いを深めるのだった。
最上 一平[モガミイッペイ]
著・文・その他
武田 美穂[タケダミホ]
イラスト
内容説明
まりあちゃんのおかあさんがなくなったつぎの日、のんちゃん、しょうちゃん、大ちゃんは、学校のかえりみちで、ぺっちゃんこのひきがえるを見つけた。「このひきがえる、しんでどこにいったんだろ?」「しななかったら、なにをしたかったんだろうね?」「いのち」と「死」について、考えはじめた子どもたちの物語。
著者等紹介
最上一平[モガミイッペイ]
1957年、山形県生まれ。『銀のうさぎ』で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』(以上新日本出版社)で日本児童文学者協会賞と新美南吉児童文学賞を受賞
武田美穂[タケダミホ]
1959年、東京生まれ。『となりのせきのますだくん』で講談社出版文化賞絵本賞と絵本にっぽん賞、『ふしぎのおうちはドキドキなのだ』で絵本にっぽん賞、『すみっこのおばけ』で日本絵本賞とけんぶち絵本の里大賞、『おかあさん、元気ですか。』(後藤竜二作・以上ポプラ社)で日本絵本賞大賞とけんぶち絵本の里大賞を受賞。その他、多数の作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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