出版社内容情報
がん患者の内4人に1人。がんになった親が子どもにできることは何か? 2人に1人ががんになる時代、必携の一冊。◆年間5万6143人、子を持つすべてのがん患者と関係者に捧げる希望の書
2015年、日本国内の子どもを持つがん患者の推計が初めて公開された。
国立がん研究センター中央病院のデータだけを見ても、
がん患者の内およそ4人に1人が当てはまる計算だ。
子どもに自分の「がん」のことを伝えるのか、伝えないのか。
伝えるとしたら、どう伝えればいいのか。
親が「がん」になった子どもを、周囲はどのようにサポートしていけばいいのか。
これがいま、大きな課題となっている。
本書では、「がんになった親」が「子ども」にできることは何かという観点から、
専門家がアドバイスする。2人に1人が「がん」に罹患する時代、必携の1冊。
◆本書の目次
Introduction どの選択も、間違いではありません
Chapter1 子どもに伝えたほうがいいの?
できるだけ早く伝えることのメリット 等
Chapter2 子どもへの伝え方 ――基本編
はじめに伝えたい3つのポイント 等
Chapter3 子どもへの伝え方 ――発達に応じて
赤ちゃんから3歳くらいまでのお子さん(0?3歳)/小学校入学前の幼いお子さん(4?5歳)/小学生くらいのお子さん(6?11歳)/思春期のお子さん(12?18歳) 等
Chapter4 周りにサポートを求める
子どものためになる相談先は? 等
Chapter5に進む前に
Chapter5 あなたが遺してあげられるもの
レガシーワーク(思い出づくり)等
Conclusion 「がん」になったからこそ
Information 「がん」と向き合うために必要な情報
◆プロフィール
医療ソーシャルワーカー、精神保健福祉士、社会福祉士。1990年、上智大学卒業。91年、東京共済病院勤務。2007年から院内がん相談支援センター専任ソーシャルワーカー。08年、がんになった親とその子どもをサポートする「Hope Tree」を設立。10年、親ががんになった子どものサポート活動「CLIMB(クライム)」を実施。ホームページ上での情報提供、研修会など、支援活動を続けている。過去に自らも乳がんを患い、最愛の夫を自殺というかたちで亡くしている。その経験が現在の仕事に活きている。http://www.hope-tree.jp
大沢 かおり[オオサワカオリ]
著・文・その他
内容説明
あなたは“真実”を伝えることができますか?がん患者のうち4人に1人。がんに悩むすべての「親」へ。子育て中の患者さん、サポートする家族・友人、医療関係者、必携。
目次
Introduction どの選択も、間違いではありません
1 子どもに伝えたほうがいいの?
2 子どもへの伝え方―基本編
3 子どもへの伝え方―発達に応じて
4 周りにサポートを求める
5 あなたが遺してあげられるもの
Conclusion 「がん」になったからこそ
著者等紹介
大沢かおり[オオサワカオリ]
医療ソーシャルワーカー、精神保健福祉士、社会福祉士。1990年、上智大学卒業。91年、東京共済病院勤務。2007年から院内がん相談支援センター専任ソーシャルワーカー。08年、がんになった親とその子どもをサポートする「Hope Tree」を設立。10年、親ががんになった子どものサポート活動「CLIMB(クライム)」を実施。ホームページ上での情報提供、研修会など、支援活動を続けている。過去に自らも乳がんを患い、最愛の夫を自殺というかたちで亡くしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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