身内が亡くなってからでは遅い「相続放棄」が分かる本

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591157978
  • NDC分類 324.7
  • Cコード C0032

出版社内容情報

相続するのは「プラスの遺産」だけではない。
負債や負動産を相続して転落する人が急増。
限定承認などの基礎知識を一冊に。身内が死亡したのを知ってから
3カ月以内が勝負!

2500件以上の負債相続を
解決した「プロ」が徹底解説。

相続するのは「プラスの遺産」だけではない。
負債や「負動産」を相続して転落する人が急増。
「限定承認」など事前に知らないと後悔する基礎知識や
さまざまな事例を一冊に!

***********

こんなあなたは要注意!
今から準備が必要です。

□実家が持ち家である
□親が会社を経営している
□親の人間関係を知らない
□親の資産や負債を把握していない
□没交渉の親族がいる
□親族に会社を経営している人がいる
□相続について身内の話したことがない

************

200万を相続したせいで、
1億の借金を背負わされた人も!
借金や「負動産」を相続して苦しまないために。

第1章 負債相続の恐るべき実態
故人の「借金」も相続される
全てを引き継ぐ「単純承認」と全てを放棄する「相続放棄」
欧米ではあり得ない「借金」の相続
……

第2章 負債相続に翻弄される人たち
「連帯保証人の立場」は死んでも消えない
遺産分割協議だけでは相続放棄にはならない
切りたくても切れない親子関係
……

第3章 借金より深刻な負動産相続
負動産のせいで損害賠償請求?
相続放棄しても管理義務からは逃れられない
売ることも貸すこともできない老朽化マンション
……

第4章 相続負債で泣かないために
相続は「初動」で運命が分かれる!?
積極的に検討したい限定承認
債権者への弁済後、残った財産は相続できる
……

第5章 “負債相続”に負けないために
対談 吉田太一(キーパーズ代表取締役)×椎葉基史

椎葉 基史[シイバモトフミ]
著・文・その他

内容説明

2500件以上の負債相続を解決した「プロ」が徹底解説!相続するのは「プラスの遺産」だけではない。負債や「負動産」を相続して転落する人が急増。「限定承認」など事前に知らないと後悔する基礎知識とアドバイスを一冊に。

目次

第1章 負債相続の恐るべき実態(増え続ける「相続放棄」;故人の「借金」も相続される ほか)
第2章 負債相続に翻弄される人たち(法定相続人はマイナスの財産も相続する;突然死した父親に3000万円の借金が! ほか)
第3章 借金より深刻な「負動産」相続(親が遺した不動産から生じる様々な支払い義務;「負動産」のせいで損害賠償請求? ほか)
第4章 相続負債で泣かないために(相続は「初動」で運命が分かれる!?;正確な資産状況の把握に全力を尽くす ほか)
第5章 “負債相続”に負けないために―対談 吉田太一(キーパーズ有限会社代表取締役)×椎葉基史

著者等紹介

椎葉基史[シイバモトフミ]
1978年、熊本県人吉市生まれ。熊本県立熊本高校を卒業後、大阪に出て20代前半までバンド活動にいそしむ。そんな日々に限界を感じていた頃、熊本の母親が連帯保証人になっていた親戚の借金を引き継いでしまい自己破産することに。その際にお世話になった司法書士に触発され、心機一転司法書士を目指す。2005年、わずか9カ月の試験勉強で合格率3%の難関を突破し、一発合格を果たす。大手司法書士法人勤務を経て、2008年、大阪市内にて、つばき司法書士事務所を開業。2011年に同所内に「相続放棄相談センター」を開設。2013年事務所名を「司法書士法人ABC」に改称。現在、司法書士、行政書士、土地家屋調査士、社労士、測量会社からなる専門家グループ「ABCアライアンス」の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

94
いやあ自分が相続放棄のトラブルに巻き込まれるとは思わなかった。親が相続放棄(田舎の小さな土地やたんぼ)したつもりだったのが実はされてなくてその相続人の弟が亡くなって初めて事がわかった次第。この本で解決できると思いきやとてもできそうにない。弁護士を雇うといっても価値のない土地を売るわけにもいかず誰かもらってくれるかといっても税金がかかるのでそんな人もいないしどうすればいいのか余計にわからなくなった。市の無料法律相談に行こうと思う。法律は一般の人にとってなぜこんなにわかりにくくて複雑な手続きが多いのか(涙)2020/10/03

ぶんこ

40
「負債相続」に特化した本とは思わずに借りてきてしまいました。参考にしたかったこととは違うので、「はじめに」を読んだだけで図書館に返却とします。相続対象者の居所不明の場合はどうなるのかを知りたかったのです。(離婚をした亡き兄の子供たち)相続とは憂鬱なものですね。2019/03/28

G-dark

20
「負の遺産」についての本。身内が亡くなって、深く考えずに財産を相続したら、とんでもない額の負債まで相続してしまった! …といった悲劇を防ぎたい方におすすめ。「とりあえず相続して、後でゆっくり考えればいい」という考え方がまかり通らないのが恐ろしいところ。この本には「相続放棄」「単純承認」「限定承認」の違い、負債相続の事例、負の財産となる不動産いわゆる「負動産」の扱いといった内容が書かれています。人間、いつどうやって死ぬかは予測不可能ですが、残される人の迷惑を考えると、負の財産を残さないようにしたいですね。2023/02/04

ハル

4
不動産を相続放棄しても管理責任があるということは知らなかった。2018/03/05

淡野 直人

3
○要約:3ヶ月以内に家庭裁判所に申請しないと単純承認になる。 ○感想:借金よりも不動産絡みの相続の方が問題が多いというのに驚いたが、相続放棄しても管理責任はなくならないということを知って納得。人口減少や過疎化に伴う空き家増加は、相続放棄も含めて今後深刻化する可能性が高そう。2021/02/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12686404
  • ご注意事項