ポプラ選書 未来へのトビラ<br> 教養としての10年代アニメ

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ポプラ選書 未来へのトビラ
教養としての10年代アニメ

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  • サイズ 46判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591157916
  • NDC分類 K778
  • Cコード C0074

出版社内容情報

受講条件は週20本の深夜アニメ視聴! ネットで話題となった近畿大学の講義を書籍化。2010年代を象徴する7作品を分析。受講条件は週20本の深夜アニメ視聴!?あまりのガチさにネットで話題を呼んだ近畿大学の講義を書籍化!

●あらすじ
教養という概念は「人格は形成されるもの」という考えと結びついている。人格を形成する役割はかつて哲学や純文学が担ってきたが、ゼロ年代になると、若者に対するポップカルチャーの影響は無視できないものとなった。本書では10年代アニメを教養として分析することで現代社会や若者文化についての理解を深めていく。

●装画
『COPPELION』の井上智徳先生、書き下ろし!!

●目次
<はじめに>
インフォテインメントとしてのアニメ/ホーリズムとしての一〇年代アニメ 等

<第1部 自己と他者>
第1章『魔法少女まどか☆マギカ』他者との自己同一化 
ゼロ年代アニメの総決算/『ファウスト』からの引用と変更点/絶望少女もの 等

第2章『中二病でも恋がしたい!』自意識と他者の存在 
『氷菓』における掟破り/『響け!ユーフォニアム』の新機軸/『中二病でも恋がしたい!』はラブコメか 等

第3章『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』スクールカーストとぼっち 
残念系/空気を読む/意識高い系/ライトノベルが描くリアリズム 等

<第2部 ゲームの世界>
第4章『ノーゲーム・ノーライフ』ゲーム理論と社会適応 
『ノゲノラ』とゲーム理論/コミュニケーション障と引きこもり 等

第5章『ソードアート・オンライン』オンラインゲームと一人称視点 
ナーヴギアの実現可能性/一人称視点/メタ・オリエンタリズム 等

<第3部 未来社会の行方>
第6章『とある科学の超電磁砲』クローン技術とスマートシティ 
ヒトクローン個体/学園都市/スマートシティ/超監視社会 等

第7章『COPPELION』生き残りとリスク社会 
遺伝子操作/コラテラル・ダメージ/リスク社会/ハードサヴァイヴ系 等

<おわりに> 
世間内存在としてのオタク/メタ視点を欠いた再帰性 等

●プロフィール
文芸評論家。専門は哲学・現代思想。近畿大学では映像・芸術基礎、映像・芸術論、現代の社会論を教えている。

※本書は2017年2月に『教養としての10年代アニメ』として、ポプラ新書より刊行したものを、ルビを加え選書化したものになります。

町口 哲生[マチグチテツオ]
著・文・その他

内容説明

教養という概念は「人格は形成されるもの」という考えと結びついている。人格を形成する役割はかつて哲学や純文学が担ってきたが、ゼロ年代になると若者に対するポップカルチャーの影響は無視できないものとなった。本書では、教養として「10年代アニメ」を分析することで、現代社会や若者文化についての理解を深めていく。

目次

第1部 自己と他者(『魔法少女まどか☆マギカ』―他者との自己同一化;『中二病でも恋がしたい!』―自意識と他者の存在;『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』―スクールカーストとぼっち)
第2部 ゲームの世界(『ノーゲーム・ノーライフ』―ゲーム理論と社会適応;『ソードアート・オンライン』―オンラインゲームと一人称視点)
第3部 未来社会の行方(『とある科学の超電磁砲』―クローン技術とスマートシティ;『COPPELION』―生き残りとリスク社会)

著者等紹介

町口哲生[マチグチテツオ]
文芸評論家。専門は哲学・現代思想。近畿大学では映像・芸術基礎、映像・芸術論、現代の社会論を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かりんとー

8
セカイ系とは「 君と僕という小さな関係性が世界の危機やこの世の終わりといった抽象的大問題に直結する作品群」のことらしい。なるほど。まどかマギカもその作品群らしいが、逆のような気もする。一見「世界の大問題、この世の終わり」を扱ってる風で、実はまどかとほむらの「小さな関係性」がメインテーマだったように思う。2019/01/19

ばー

0
全章で大きく取り上げられている7作品のアニメを 全て視聴した上で本書を読み始めた。 作者の評論スタイルは、教養を参照しつつ作品を組み立て直すこと。 既に視聴を終えた作品でも初めて知ることは多く、スタッフへのリスペクトがより増した。 平成も終わりに近づき、10年代も来年を残すのみ。 そのタイミングで本書に出会えたことに運命すら感じた。 2018/11/20

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