内容説明
極道あいてにさぎをはたらくなんぞ、きいたこともないで―。謎の男「アンポさん」と家出少年・太一が繰りひろげる奇想天外な詐欺事件。通天閣界隈の仲間たちの夢をかき立てながら、きわどい芝居を打つさぎ師たちに明日はあるか?伝説のピカレスクロマン、ついに文庫化!
著者等紹介
那須正幹[ナスマサモト]
1942年、広島に生まれる。島根農科大学林学科卒業。主な作品に、児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(巖谷小波文芸賞)、『ジエンドオブザワールド』、「ヒロシマ」三部作(日本児童文学者協会賞)などがある。『さぎ師たちの空』で路傍の石文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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