出版社内容情報
「ひまわり」をはじめ、小学校の教科書にも載っているゴッホの作品。あふれる情熱をキャンバスにぶつけた魂の画家の生涯!
内容説明
純粋な心を持ちながら、はげしい気性から孤独な少年時代をおくったゴッホ。やがてゴッホは、ありのままの自分をあらわせる、絵画という表現に出会います。そして、自分の気性になやみながらも、のちに多くの人の心をふるわせる絵を、命をかけて描きつづけたのです。
目次
第1章 なやめる少年
第2章 迷いのとき
第3章 新しい出会い
第4章 花開く才能
第5章 光と影
ためになる学習資料室
著者等紹介
フカキショウコ[フカキショウコ]
漫画家
木村泰司[キムラタイジ]
1966年、愛知県生まれ。西洋美術史家。アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を取得後、イギリスへ渡り、ロンドンのサザビーズ美術教養講座にてワークス・オブ・アートを修了。帰国後、ギャラリー勤務を経て、現在は西洋美術史の講演活動や執筆活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
77
図書館本。ゴッホの伝記は2冊目。 かんしゃくを起こしたときの画力がすごい。そしてかんしゃくは大人になっても治らず。多分今でいう発達障害とかだろうなぁ。 推理小説にも夢中になっていたのですね。そういえば表紙にはイラストが描かれているし、光文社の松本清張の短編集の冒頭イラストは粋ですし…。2024/03/23
たまきら
32
良くも悪くもすべてにおいて全力投球だった不器用な男。娘、デビューです。たまたま母が読んでいた本では彼の他殺説が紹介されていて、娘さんと議論。彼女は自殺説の方が納得がいくみたい。う~む。2021/04/27
ゆみ
10
美術館に行くたびに、画家の背景などもっと知りたいと思いつつも不勉強であり、本書を読むことでさらっと入ってきた。幼少時代から続く癇癪で人付き合いが上手くいかず、苦労をしたゴッホ。その影に画商の弟が公私共に支えてきた。甥っ子の誕生時に送った絵「花咲くアーモンドの木の枝」が愛溢れて素敵すぎた。2023/08/14
マー兄
9
精神症状と闘いながら、絵を描いていたゴッホ先生はすごいと思いました。いつも大好きな絵の事や大切な人たちの事を思っていて、とても素晴らしいと思いました。いろいろな人たちに支えてもらいながら、純粋な魂で絵を制作しながら生きた素晴らしい人生だったと思いました。ありがとうございます。2024/12/25
しろくま
8
8歳娘の旅のお供がこの本(^_^;)波乱の人生よね。娘はどう思っているのだろう?2024/03/24