出版社内容情報
人気の女性作家たちが、古今東西に伝わるプリンセス・ストーリーに着想を得て描き出す、小気味良い珠玉の短篇集。古今東西に伝わるさまざまなプリンセス・ストーリーを、現代に置き換えたとしたら、どんな物語になるのでしょうか? 人気の女性作家六人が、それぞれが選んだ題材をもとに物語を書き下ろすアンソロジー集。女性ならではの優しさあり、はたまたぴりりとする毒もあり、個性豊かで小気味良い物語が集まりました。
寺地はるな×鉢かづき姫
飛鳥井千砂×踊る12人のお姫様
島本理生×ラプンツェル
加藤千恵×エンドウ豆の上に寝たお姫様
藤岡陽子×乙姫
大山淳子×眠り姫
寺地 はるな、飛鳥井 千砂、島本 理生[テラチハルナアスカイチサシマモトリオ]
加藤 千恵、藤岡 陽子、大山 淳子[カトウチエフジオカヨウコオオヤマジュンコ]
内容説明
古今東西のプリンセス・ストーリーをモチーフに現代の女性たちを描いた、切なく小気味良いアンソロジー。
著者等紹介
寺地はるな[テラチハルナ]
1977年佐賀県生まれ。会社勤めと主婦業のかたわら、小説を書き始める。2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞
飛鳥井千砂[アスカイチサ]
1979年、愛知県出身。2005年『はるがいったら』で第18回小説すばる新人賞を受賞しデビュー
島本理生[シマモトリオ]
東京都生まれ。2003年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。2015年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞
加藤千恵[カトウチエ]
1983年北海道生まれ。2001年、短歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー
藤岡陽子[フジオカヨウコ]
1971年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。2006年「結い言」で北日本文学賞選奨を受賞。2009年『いつまでも白い羽根』でデビュー
大山淳子[オオヤマジュンコ]
東京都生まれ。2006年『三日月夜話』で城戸賞入選。2008年『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年『猫弁 死体の身代金』でTBS・講談社第3回ドラマ原作大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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