出版社内容情報
キーラ・キャス[キーラキャス]
服部 理佳[ハットリリカ]
内容説明
全国の少女からプリンセスを選ぶ「セレクション」。アメリカは国民の支持を集め、王子と着実に距離を縮めるが、芽生えかけた恋心を、恐ろしい陰謀が引き裂く。国を根底から覆す真実を知ったアメリカは、アスペンの力を借り、マクソンに立ち向かうが…。激動のシリーズ第二巻!
著者等紹介
キャス,キーラ[キャス,キーラ] [Cass,Kiera]
1981年、アメリカ合衆国・サウスカロライナ州生まれ。2012年に刊行した「The Selection」でニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーランキングで一位を獲得。全米で350万部の大ヒットとなり、一躍人気作家に
服部理佳[ハットリリカ]
早稲田大学法学部卒業。翻訳家・田村義進に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ありす
29
三部作の二作目。プラチナに残ったアメリカ。プリンセスになるべく、王子との恋だけでなく外交や政策と課題にも悩まされる日々。仲の良いマーリーに襲いかかる悲劇に、いつ襲ってくるかわからない反乱軍、イリア王国に隠された真実と、ただの恋愛小説ではない読みごたえを感じます。とても大きなものに立ち向かう覚悟を決めたアメリカが、どんな結末を迎えるか楽しみです。2019/05/04
ぐっち
23
ヒロインがふらっふらしてるのが気になって「どっちやねん!」と突っ込みたくなりますが、話は盛り上がってて面白いです。マクソンが意外に面倒だったり、国の成り立ちもかなり怪しくなってきて、どうなるか先が見えない~。アスペンエンド熱烈希望!2016/11/23
ぽっぽママ
14
お妃選びのドタバタより階級社会になってしまった建国の謎とか反乱軍とかに主題があるみたい。続きが気になって夜更かし。2017/01/28
おっしー
12
ハラハラしたー…アメリカ、度胸がありすぎるのも考えものです。でも、マーリーとウッドワークの件のとき、迷わず飛び出したアメリカは格好良かったです。マクソンとアメリカは、根底ではちょっと似た者同士な気がします。似ているからこそ、すれ違うこともある的な?反乱軍も活発に動き出して来て、それでもセレクションを続けることに苦笑。そして今更ながら、アスペンがいい男すぎてヤバいです!一途すぎです…(´▼`*)もういいじゃんアメリカ、アスペンと幸せになろうよ~(泣)2016/12/22
punto
11
恋愛ものもあるのですが、切ない感じではなく、くっついたり離れたりという感じ。アスペンはあまり出番がなくて、まあ、王子のセレクションの話だから相手役はマクソンなのかなという感じで読んでいました。ヒロインが片方を選ばないので、なんでよ?お思いつつ読んでいたら、話は政治体制メインに。特殊な情況の学園もの(学園なんて出てきませんが)のように感じられました。しかしそれでも、面白いです。2017/04/08