ポプラ新書<br> つながる仏教―よりよく生きるブッダの教え、感じてみませんか?

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ポプラ新書
つながる仏教―よりよく生きるブッダの教え、感じてみませんか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591151754
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0215

出版社内容情報

よりよく生きるための仏教とは? 暮らしにつながる仏教のあり方を、若いお坊さんたちが座談会形式で語り合う一冊。よりよく生きるための仏教とは?
暮らしにつながる仏教のあり方を、若いお坊さんたちが徹底議論!

葬式仏教から、今を生きるために役立つ仏教へ――。供養のための仏教だけではない、新たな布教のかたちを模索する仏教界では、若いお坊さんたちの活躍がめざましい。
寺子屋ブッダをはじめとする講義・講演、被災地を中心としたボランティア、「ぶっちゃけ寺」などのメディア出演など、さまざまなかたちで仏教の豊かさ、面白さを伝える彼らが、教義の本質、死との向き合い方、仏教界の抱える課題について座談会形式で語り合う一冊。ユニークな発想、新たなコミュニケーションのかたちから、未来の仏教を展望する。

【著者紹介】
井上広法(いのうえ・こうぼう) 浄土宗。光琳寺副住職。hasunoha共同代表。1979年栃木県生まれ。

大來尚順(おおぎ・しょうじゅん)浄土真宗本願寺派。超勝寺副住職(山口県山口市)。翻訳家。1982年山口県生まれ。

早島英観(はやしま・えいかん) 日蓮宗。妙福寺副住職。1982年福島県生まれ。

松本隆行(まつもと・りゅうこう) 臨済宗建長寺派。福智山能満寺住職。1972年神奈川県生まれ。

【編者紹介】
松原信樹(まつばら・しんじゅ)龍源寺第18世住職。群馬県北軽井沢・日月庵代表役員。1971年東京都生まれ。

大竹稽(おおたけ・けい)モラリスト、作家。てらterra(株)代表取締役。産経子供ニュース編集顧問。1970年愛知県生まれ。

井上広法、大來尚順[イノウエコウボウオオギショウジュン]

早島英観、松本隆行[ハヤシマエイカンマツモトリュウコウ]

松原信樹、大竹稽[マツバラシンジュオオタケケイ]

内容説明

葬式仏教から、今を生きるために役立つ仏教へ―。新たな布教の形を模索する仏教界では若手僧侶たちの活躍がめざましい。本書は若手僧侶による座談会形式で、教義の本質、死との向き合い方、仏教界の抱える課題について考える一冊。

目次

第1章 日本人と仏教、知っているつもり?(日本の仏教はいま;「とりあえず仏教」「なんとなく仏教」 ほか)
第2章 死んだら人はどこへ行くのか(死は苦しみなのか、苦しみと離れることなのか;骨壷でも墓でもなく、自分と向き合いたい終活 ほか)
第3章 人はどこまで自由に生きられるのか(日本の仏教はタブーが少ない?;仏教は融通無碍なのか ほか)
第4章 お寺とお坊さんはどうなるのか(仏教は現実的な視点を持った宗教;お寺が地域の縁側に ほか)

著者等紹介

井上広法[イノウエコウボウ]
浄土宗。光琳寺副住職。hasunoha(はすのは)共同代表。1979年栃木県生まれ。佛教大学で浄土学を専攻後、東京学芸大学で臨床心理学やグリーフケアを学ぶ。東日本大震災を機に、お坊さんが答えるQ&Aサイト「hasunoha」を立ち上げた。仏教と臨床心理学を組み合わせた「お坊さんのハピネス・トレーニング」を毎月開催(寺子屋ブッダ)し、若い世代に仏教のエッセンスを伝えている。「お坊さんバラエティぶっちゃけ寺」(テレビ朝日系)をはじめ、積極的にメディアに出演し、仏教と世間とをつなぐ役割をしている

大來尚順[オオギショウジュン]
浄土真宗本願寺派。超勝寺副住職。翻訳家。1982年山口県生まれ。龍谷大学卒業後、渡米。カリフォルニア州バークレーにあるGraduate Theological Union(米国仏教大学院)に進学し修士課程を修了。その後、ハーバード大学神学部研究員を経て帰国。現在は山口県と東京を行き来しながら、各地での講演、執筆、通訳、翻訳、メディア出演を通して国内外への仏教伝道活動を展開している

早島英観[ハヤシマエイカン]
日蓮宗。妙福寺副住職。1982年福島県生まれ。立正大学仏教学部卒業。千葉県南房総市にある成就山妙福寺の副住職を務める。以前は日蓮宗の行政機関である日蓮宗宗務院に9年勤務し、おもに広報や寺院活性の企画担当をしていた。また、日常の中で仏教を身近に感じてほしいと、各種イベントや体験ワークショップなどを企画、寺子屋ブッダの立ち上げにも参画。寺子屋ブッダ講師として、毎月「普段着の仏教講座」、その他企業研修を担当

松本隆行[マツモトリュウコウ]
臨済宗建長寺派。福智山能満寺住職。1972年神奈川県生まれ。東京理科大学理学部数学科卒業。自坊を継ぐべく、鎌倉の建長寺僧堂で修行を開始、僧門に入る。住職になるも、時間を見て県内の中学校で数学講師を務める。東日本大震災後は直後に被災地に入り、僧侶ボランティア・スジャータプロジェクトを立ち上げ、復興支援を続けている。同団体は、2013年、正力松太郎賞震災特別功労賞を受賞

松原信樹[マツバラシンジュ]
1971年東京都生まれ。東京都港区・龍源寺第18世住職。群馬県北軽井沢・日月庵代表役員。平林寺専門道場を経て、東洋大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。臨済宗妙心寺派龍源寺にて、祖父・松原泰道、父・松原哲明に師事し、2009年より現職

大竹稽[オオタケケイ]
モラリスト、作家。てらtera(株)代表取締役。産経子どもニュース編集顧問。2016年東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程中退。1970年愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

342
つまらないわけではないけど、4人のお坊さんが集まって「仏教とは何か」「日本人と仏教」「仏教の現状と将来」などを話し合い、いろいろな方向に飛んでいくので、具体的にどんな人が何を目的としてこの本を読むのか、よくわからない。そもそも対談は、当然ながら結論がどうなるかわからない状態で話が進んでいくわけで、生放送や講演会ならまだおもしろみがあるだろうが、一冊の本にまとめるからには、それなりに一本筋の通ったメッセージと明確な結論がまず最初になければならないのではないか……と。あんまり読む必要はない本。2016/10/19

ひめぴょん

7
熱い思いの溢れる4人の僧侶の対談企画を書籍にしたもの。修行の場でも時代に合わせた変化がいろいろあることも書かれていました。以下文中引用とミニ感想です。誰もが檀家にならなければならなかった江戸時代。キリスト教を禁止するための宗教統制政策のため。企業努力をしないお寺。檀家制度によって布教能力が失われてしまった。→何事も当たり前と思ってしまっていると、痛い目を見ることがあります。時代は移り変わります。価値観も宗教観も変わります。檀家とは別のお寺とのつながりが広まりつつある。→坐禅会、ヨガ、写経会、マルシェなど。2022/04/15

Haruka Fukuhara

5
仏教僧4人くらいの対談。軽い読み物。あまりつっこんだ話はないけど、仏教界のことがざっと一通りわかるようになっている感じの本。日本人はみんな仏教徒だみたいに書かれてて、ん?と思ったのと、世襲でなる人とそうじゃない人で結構意識や境遇に差があるらしいことがわかった。あとコンビニより寺の方が多いらしい。2017/03/16

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