ポプラ新書
SNOOPYと学ぶアメリカ文化

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  • サイズ 新書判/ページ数 184p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591151426
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報



加藤 恭子[カトウキョウコ]

内容説明

スヌーピーたちの暮らしぶりから本当のアメリカの姿が見える。オバマ大統領が「アメリカの宝」と絶賛した国民的コミック『スヌーピー(原題『PEANUTS』)』は、単なるコミックではなく、アメリカ人の考え方や国の成り立ちがわかる良質な参考書でもあった。アメリカで子育てし、娘と一緒に『スヌーピー』を読んできた著者だからこそ語れるアメリカ。

目次

第1章 スヌーピーの世界(みんなが知っているスヌーピー;チャーリー・ブラウンとスヌーピーの仲間たち;アメリカ人はなぜスヌーピーを愛すのか? ほか)
第2章 スヌーピーの悩みはアメリカの悩み(「ピーナッツ世界」で登場するアメリカ文学;小学校のつづり字問題;アメリカの銃社会はここにまで ほか)
第3章 スヌーピーの仲間たちの日常生活と年中行事(ペパーミントパティのエッセイ―小学校の作文指導;『ピーナッツ』の子供たちの定番、サマー・キャンプ;コラム スヌーピーを通して感じた英語の難しさ ほか)

著者等紹介

加藤恭子[カトウキョウコ]
1929年、東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科を卒業と同時にアメリカに留学。ワシントン大学修士号、フランス留学、再渡米を経て、61年帰国。早稲田大学大学院博士課程修了。65年から72年再渡米。専攻はフランス中世文学。73年上智大学講師、95年より同大学コミュニティ・カレッジ講師。現在は「加藤恭子のノンフィクションの書き方講座」講師、第一生命財団顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

94
ずっと日本語版『SNOOPY』の解説を手がけてきた著者が、アメリカでの子育て体験を交えながら日本とは違う米文化やpeanuts(子どもたち)の様子を語る。『PEANUTS』の連載は1950年から。著者も80代後半ということで、内容としては目新しくないし子どもたちを取巻く状況も変わっているだろう。YA向き新書なので読みやすく、初めてスヌーピーの漫画に接する子ども達には良い解説書だと思う。2017/10/04

コニコ@共楽

19
著者がアメリカで娘さんを育てる中で経験したカルチャーショックと、「ピーナッツ」で分かる異文化の楽しさが読みやすく書かれています。と言っても、ピーナッツの世界にはただアメリカ文化だから魅力的というのではなく、ユニバーサルな人間(動物も含む)の哲学的な考察が感じられるのですが。面白かったのは、1976年の連載にアメリカで女性大統領誕生の話題を取り上げていること。今年、初の女性副大統領が誕生しましたが、半世紀ほど前にピーナッツギャングの女の子たちは大統領を目指していたなんて、ステキです。2020/12/03

8
著者のアメリカで子育てをしながら生活した中で体験と、Peanutsの子供たちの世界を添わせつつ、解説した本。「Peanuts」は漫画なのでデフォルメはされていると思うけど、それでもかなりリアルにアメリカの子供を描き出しているっぽい。のびのびと発言して駆け回っている風景に憧れる反面、訴えてやるが子供の口癖になるほどの訴訟大国ぶりを見ると、日本とは違う意味で生き難そうだとも思ってしまった。2018/02/13

chako

6
かわいいスヌーピーに惹かれて、図書館で借りて来た。ピーナッツの物語は哲学的だ。でもやっぱりかわいい。2019/06/02

kuma suke

4
キャラクターとしてのスヌーピーは知っているけど、物語としてのスヌーピーは他の登場人物も含めて、知らないことだらけだった。2017/06/04

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