著者等紹介
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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柊文庫本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
58
1時間ほど前に前巻を読みました。次の巻も、と思ったら日付が変わっていました。作品世界に慣れたせいか、あっという間に読み終わっていました。ページをめくるのがもどかしい経験は久しぶりです。さて、大切な人を亡くして、もう一度会いたいというのは切実な思いでしょう。「たそがれ堂」は、それすら叶えてくれるのでした。それにしても人の運命やそれにともなう後悔って、本当にいろいろです。物語が夢をみるような文章で書かれているので、読んでると自分がその世界に迷い込んだかのように感じられるのが魅力でした。でもちょっとこわい?2021/02/22
ゆっき
16
コンビニたそがれ堂シリーズ第五弾。店長が不在で化け猫の娘ねここの視点から描かれた本作品。いつもとは少し違うハロウィーンに絡めた少しだけあやかし寄りの切ない物語もまた良かったです。2020/08/18
依音@いおん
2
優しくて切ない、愛する人を見守る物語。2017/03/31
めぐり
2
シーリーズ5冊目。コンビニ店長さん不在につきねここちゃん登場。ツンデレなねここちゃんが可愛い。人は見えない何かにきっといつも守られているんだな、そう思える一冊でした。2016/07/05
こたま
1
なるほど、神無月だから店長がいないのか…と納得。でも、ねここにはねここなりの雰囲気があって、またいい。思いがけず、書店員の齊藤さんや「空の童話」がちらりと再登場して楽しませてくれる。百鬼夜行が、日本版のハロウィンのようにさらりと描かれるのも面白い。…余談ながら、たそがれ堂は図書館版の「teenに贈る文学-風早の街の物語シリーズ」で読んでたから、この5巻で最後なんだよね。もっとも文庫版で続刊があるから、折りを見てそっちに移行かな…。2021/12/23