BE KOBE―震災から20年、できたこと、できなかったこと

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591147719
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0095

出版社内容情報

防災とは、人と人がつながること。
誰もが住みやすい町をつくること。

20年を経たからこそ、見えてきたことがある。

阪神・淡路大震災から20年。各分野のキーパーソン10組13名が、「新しい神戸」を作るなかで、できたこと、できなかったこと、そして、これからを語るノンフィクションです。神戸で、日本各地で奮闘する人たちの知恵と想いが詰まった本書。全国の人たちにとって、ヒントとなる一冊です。写真や年表なども収録。

「普通の町」灘区を「冒険」するために
慈憲一naddist

その街の「担い手」を育てるために
飛田敦子 NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸 マネージャー

鳥の眼で描いた神戸を未来に伝える
青山大助 鳥瞰図絵師

“震災復興のDNA”を次世代に伝える
片瀬範雄 神戸防災技術者の会「K-TEC」

神戸で生まれた「防災+アーツ」を世界の「BOSAI」へ
永田宏和 NPO法人プラス・アーツ理事長/デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)副センター長

ラジオで人をつなぎ、多文化で街を彩る
金千秋 FMわぃわぃ総合プロデューサー 

社会を強くする「多様性」という視点
田村太郎 ダイバーシティ研究所代表理事/復興庁・復興推進参与 

小説だからこそ、伝わる思い
真山仁 小説家

研究者としての「結果責任」を背負い「被災地責任」を考える
室崎益輝 神戸大学名誉教授

世界で初めての「環境防災科」から育つ新たな防災の担い手
諏訪清二 元・県立舞子高等学校 環境防災科 教諭/現・県立松陽高等学校 教諭
中野元太 河田のどか 山本奈緒 県立舞子高等学校卒業生(環境防災科二期生)

内容説明

あの日、いつか震災のことを書くと決意した作家・真山仁、研究者としての「責任」を背負い続ける防災学者・室崎益輝、世界で初めての「環境防災科」で教鞭をとった諏訪清二と卒業生たち、―さまざまな立場で「街」にかかわり続けてきた10組13名が語る、20年を経て、見えてきたこと。

目次

「普通の町」灘区を冒険してみよう 慈憲一(naddist)
その街の「担い手」を育てるために 飛田敦子(NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸マネージャー)
鳥の眼で描いた神戸を未来へ届ける 青山大介(鳥瞰図絵師)
“震災復興のDNA”を次世代に伝える 片瀬範雄(神戸防災技術者の会「K‐TEC」)
神戸で生まれた「防災+アーツ」を世界の「BOSAI」へ 永田宏和(NPO法人プラス・アーツ理事長デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)副センター長)
ラジオで人をつなぎ、多文化で街を彩る 金千秋(FMわいわい総合プロデューサー)
社会を強くする「多様性」という視点 田村太郎(ダイバーシティ研究所代表理事復興庁復興推進参与)
小説だからこそ、伝わる思い 真山仁(小説家)
研究者としての「結果責任」を背負い「被災地責任」を考える 室崎益輝(神戸大学名誉教授)
世界で初めての「環境防災科」から育つ新たな防災の担い手 諏訪清二(元・県立舞子高等学校環境防災科教諭/現・県立松陽高等学校教諭)中野元太・河田のどか・山本奈緒(県立舞子高等学校卒業生(環境防災科二期生))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三色かじ香

5
この春兵庫に引っ越してきて、神戸を散歩していたら、1.17希望の灯りを見つけて、この街に住むからには震災のことをもっと知るべきだろう、と思い立って、この本を読みました。震災のあと、なにかしらのアクションを起こした人たちの10の物語。とにかく人手を提供すべきと感じた人、次の災害のために防災教育に携わる人、新しいまちづくりを支える人、災害のときに置いてかれてしまう社会的弱者に手を差し伸べる人、表現活動に落とし込む人。防災減災のために、色々なアプローチがあることを知りました。2021/04/20

Mimuchi

1
1.17に向けて読みました。神戸の魅力は、山より、海より、人でしたの書き出しに始まるこの本。1.17と未来について改めて考えさせられる本です。2016/01/15

たろさん

0
阪神淡路大震災での教訓やその後の生き様、活動を記載した本。私自身、阪神大震災の震源地で被災しており、地震に恐怖もあるが、少し忘れてもいる。人間は都合の悪いことは忘れるように出来ているかもしれない。当時と比べ、行政やNPOなど制度は進化している。しかし、今後震災は無くならないし、被害も少なくはならない。 当時を振り返り、彼らは今何をしているか、自分で行動出来る部分は真似して欲しいと思う。2016/01/09

こうすけ

0
それぞれの一人一人の阪神淡路大震災。その想いが伝わった一冊でした、、2023/02/15

go

0
再読。真山仁さん「教訓とはただ残すものではなく、伝えるもの」だと。2021/03/08

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