ポプラ文庫<br> ヒロシマ1949―歩きだした日

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ポプラ文庫
ヒロシマ1949―歩きだした日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 305p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591145586
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

戦後の広島を舞台に、三代の母娘が力強く生きる姿を描いた長編傑作の第1巻! 原爆の炎から、幼い娘をつれて逃げた靖子は・・・。

内容説明

1945年8月6日、広島に原子爆弾が炸裂した。市橋靖子は幼い娘の和子をつれてなんとか逃げのびる。やがてお好み焼の店を開店し―。あの日から立ち上がり、復興していく人々の生活と心情を、戦後の歴史を追いながら、三代にわたる女性たちを主人公に描く第一巻。

著者等紹介

那須正幹[ナスマサモト]
1942年、広島に生まれる。島根農科大学林学科卒業。主な作品に、児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(巌谷小波文芸賞)、『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)などがある。『ヒロシマ1949―歩きだした日』は第52回日本児童文学者協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

カープ坊や

16
2013年マイベスト本 那須正幹のヒロシマ3部作。 文庫にあたり購入して再読です。 原爆の爪痕残る広島市、駄菓子屋からお好み焼きをはじめた母靖子と幼子の和子。 はだしのげんのような生々しさはないが 原爆の惨劇そして復興してゆく広島を舞台に家族愛あふれる感動の一冊。2015/06/15

にたいも

9
なんとも切ない読後感。/広島の原爆で夫を亡くした靖子は、一人娘を抱え、己斐町の実家で駄菓子屋を営んでいる。流行歌、社会情勢を織り交ぜながら、1949年夏から1951年末、焼け野原に次々に家が建ち店が開かれる広島の復興の中で、〈思い出してはならない〉ことを抱えながらささやかな日々を暮らしていく女性を描く。/豪州兵と対比して「米兵たちは、ピカを落とした負い目があるから広島市民に好意的」と近所の元海軍少尉のインテリの話として出てくる。他の人もそう思っていたのかな。実際はどうだったのだろう。調べてみたい。2023/09/25

mareureu

6
戦後まもなくの広島。原爆で夫の茂次を失った市橋靖子は、己斐の実家で母マサと小さな駄菓子屋を営みながら、幼い娘の和子を育てています。原爆のもたらした惨禍にくじけず生き抜く健気な広島の女性の物語。とはいえ話の眼目はむしろ、戦後復興のめまぐるしさに沸く広島で生きる庶民たちの姿を活写することのほうにあるようです。原爆という大きなできごとを扱っているため一見手に取りずらい印象がありますが、平易な文体で書かれているため、昭和文学よりはライトノベルや新文芸に親しんできたわたしでも読みやすかったです。2017/03/09

ごいんきょ

4
まだ私が生まれていない頃の広島。 広島弁がダイレクトに伝わってきます。 中高の6年間通った途中駅の己斐。ここが物語の舞台。 太田川放水路も完成していない頃はこんなだったですね〜。 続きが楽しみです。2016/06/13

ぽん

4
たくさんの歩き出した人々が一生懸命生きてくれたから今があるんだろう。知っている土地名に今の様子が浮かび、少し知らなかった事実もあったり、と、読めて良かったです。読書メーターをやってなかったら気づけなかった物語でした。さて、次巻。2015/07/26

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