出版社内容情報
白いものだけでなく、黄色やオレンジ色、ピンク色などカラフルなまゆ、また、いろいろな形や色のカイコなど、カイコの情報満載です。
内容説明
まゆからとれる糸は１５００ｍ！同じ太さの鉄よりも、ずっと強くてしなやか。まゆからきぬ糸をとるために、５０００年以上も飼われてきたカイコを２００点以上の写真と図版で紹介！
目次
カイコのくらし
まゆのひみつ（世界のまゆ、日本のまゆ；まゆのつくり；まゆからきぬ糸をつくる；野蚕とよばれる虫たち）
調べてみよう（幼虫を調べよう！；さなぎを調べよう！；成虫を調べよう！；飼ってみよう）
著者等紹介
新開孝［シンカイタカシ］
１９５８年、愛媛県生まれ。愛媛大学農学部昆虫学専攻。卒業後上京し、教育映画の助手などの仕事を経てフリーの昆虫写真家として独立
伴野豊［バンノユタカ］
九州大学大学院農学研究院附属遺伝子資源開発研究センター准教授。１９５７年長野県生まれ。九州大学大学院博士後期課程修了。農学博士。現在は、九州大学遺伝子資源開発研究センターでカイコの基礎的研究、新しいカイコの開発、保存、利用に関する研究をおこなっている。夏休みには、小学生・中学生および教員を対象にした公開講座を実施。文部科学省が進めるナショナルバイオリソースプロジェクトでは「カイコ」代表をつとめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
17
表紙を上に向けて置いていたら、家人が「やめて」とひっくり返していました。まぁ、言われてみれば、カイコは幼虫から成虫に至るまで、シリアスなヴィジュアルで（あくまでも、わたしの中ではですが）、それを怖いとか気持ち悪いとか感じるのでしょう。自然とはいっても、カイコの場合は「家蚕」といって、人が育てやすいように改良を重ねてきた種類だ。成長と羽化、繭の中のようすも、繭から絹糸をとる方法も、全て解説。幼虫の間、脱皮前の「眠」と呼ばれる状態のことを初めて知って、驚きました。2016/03/13
phmchb
2
図書館本。蚕さんのドアップ、ちょっとキツイ(^^;2022/05/23
Ｑ＊きゅうのすけ
2
三男（小２）と一緒に読みました。子供達の通っている学校では３年生になるとカイコの観察をするので丁度いいかなと思い…虫が苦手な人は注意です(^_^;)私も卵の写真がダメだった(ブツブツ？つぶつぶ？が苦手です)2016/09/03
