出版社内容情報
19世紀の女性ピアニスト、クララ・シューマン。音楽家として、母親として懸命に生きたクララの人生をわかりやすく紹介します。
内容説明
ひたむきな努力と音楽に対する真摯な姿勢で、ピアニストとして活躍した『クララ・シューマン』。この19世紀の音楽界を代表する演奏家は、音楽に愛された娘であり、偉大なる母でもありました。
著者等紹介
迎夏生[ムカイナツミ]
漫画家
松村洋一郎[マツムラヨウイチロウ]
1976年、山形県酒田市生まれ。横浜国立大学卒業。国立音楽大学大学院修了。慶應義塾大学大学院博士後期課程単位取得退学。専攻は西洋音楽史。現在、国立音楽大学、大東文化大学などで講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
36
クララの話がどうしても読みたかったとかでずいぶん前にリクエストされていたんですが、今日ようやく届きました。先日合奏でピアノを担当した娘さん。今度は六年生を送る会のあと、在校生に贈る合奏でもピアノを担当することに。毎日「ジュピター」を弾いています。なにか思うところがあったのかなあ…?2024/01/31
たまきら
24
古今東西ステージパパママはいるものなのねえ…。世界初の女性プロピアニストとして活躍したこの女性のことを、恥ずかしながら「シューマンの奥様」定義していたのですが、当時は夫よりも知名度が高かったのに、8人子供を産み、主婦業もこなしたと聞いてうわあ!と。とても愛し合っていたご夫婦だったようなのに(なんていっても8人だもの…)、彼の最後は悲しいなあ…。ブラームスにとっても大切な存在だったこの素敵な女性。演奏、どんなだったんだろうなあ…。2021/02/03
ネジとサビ
9
全く知らなかったクララ・シューマン。シューマンの奥さん?ぐらいに思っていたけど、天才じゃあ、ありませんか! 8人も子供を抱え、家庭と仕事に追われ…結婚しなかったら、どれほどの人物だったのか。映画も観てみたい。2021/02/09
こねこ会長(図書室で読んだ本を記録しているだけです)
3
お父さんから怒られても直ぐに立ち向かえて自分もみらないたいと思う2023/09/28
nago
2
男性ピアニストばかりの時代に生まれた、女性ピアニスト、クララの伝記。ショパンや、リスト、ブラームスも登場。クララは、ドイツマルク紙幣になるほど、ドイツの多くの方に愛されていたのですね。2015/09/19