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出版社内容情報
表題作ほか、「ピアノとわたし」(長崎源之助)「山へいく牛」(川村たかし)「野ばら」(小川未明)など5編を収録。
内容説明
げんさんが目をとじると、木のなかから、空襲で死んだ幼いむすめの声がきこえてくるような気がしました。「おとうちゃん。おはじき、じょうずになったよ。ほらね、ほらね…。」表題作「おはじきの木」はじめ、戦争の時代を生きた作家が伝える、忘れてはならない大切なものがたり。
著者等紹介
西本鶏介[ニシモトケイスケ]
1934年、奈良県に生まれる。国学院大学文学部文学科卒業。昭和女子大学名誉教授。評論家、民話研究家、童話作家として幅広く活躍しており、著書は600冊余を数える。第36回巖谷小波文芸賞特別賞を受賞
黒井健[クロイケン]
1947年、新潟県に生まれる。会社勤務後フリーのイラストレーターとなる。サンリオ美術賞受賞。主な作品に『またたびトラベル』(赤い鳥さし絵賞・学習研究社)などがある。2003年、山梨県清里に黒井健絵本ハウスをオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。