内容説明
「自分の学校を作りたい!」という夢を実現するため、男は教師を辞めた。人脈も資金もない中で無謀とも思える行動。しかし男はありったけの情熱で次々と困難を乗り越え、いつしか周囲には、強い絆で結ばれた仲間たちが集い始める。波乱と感動に満ちた男の、超・情熱的自伝。
目次
心を込めて花束を
ハル
アキ
おっぱじめようぜ!
ケンジ襲来
始動
尖ったナイフ
モモレンジャー
帰国
鼓動
渾身のクロスカウンター
サムライフ
著者等紹介
長岡秀貴[ナガオカヒデタカ]
1973年生まれ。高校時代、野球部に入り甲子園を目指すが、突然の左半身麻痺で入院。奇跡的に回復した後、不屈の努力で高校教師となる。その後「公教育で見放されがちな、生き辛さに苦しむ若者たちに手を差し伸べたい」と、自分の学校を作るために退職。2003年、自叙伝「脱・教師ダッセン」が大きな反響を呼ぶ。2004年、「NPO法人侍学園スクオーラ・今人」を設立し、理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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2Tone
4
主人公とその仲間達の勢いを感じる話でした。今も実際に続いている長野の侍学園。どうやって学園を立ち上げたか、何もないところから夢を実現していく様は、無茶もしているがカッコいいところもある。ちょっと応援したくもなります。2017/02/02
えいきち☆。
3
すごく前向きで、パワーのある感じがイイです。 気持ちが凹んでる時に読んだら、よっしゃ!ってなるかな…2015/04/01
田んぼの中のアリス
2
実際どんな学校になったのか、ドキュメンタリーで見たい。2015/05/24
ささき
2
夢は実現させるためにあるんだから、諦めないで行動しないと。限界なんてない。夢に向かって前進していれば、困難が起きても必ず救いの手が現れる。頑張っている人を、神様は見捨てたりはしない。長岡さんの「とりあえずやっちまえ」精神は見習いたい。やりもしない前にダメなんじゃないかと諦めるのはナンセンス。頭で考えるよりまず行動。それでダメならやり方を変えればいい。失敗は恥ではない。成功への鍵。躓きながらも学校設立に成功した長岡さんたちの、成長の記録は読み手にガッツを与える。何回も繰り返し読みたい一冊。2015/02/07
a.madrid
1
熱くなった。信念を持って進むことで周囲の環境や人が共鳴する様子に希望を感じた。寄り添う、共に生きていくという優しくも強い言葉に覚悟をも感じた。2017/02/11