内容説明
三人の娘を天皇に嫁がせ、栄華を極めて平安貴族の実力者!!
目次
第1章 平安京
第2章 鬼の棲む都
第3章 長徳の変
第4章 闇を照らす望月
第5章 御堂関白
藤原道長を知るための基礎知識
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年、大阪府大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業。「コミック版日本の歴史シリーズ」(ポプラ社)の企画・構成・監修や、テレビ・ラジオ番組の監修・出演も行う
静霞薫[シズカカオル]
小説家・評論家・漫画原作者。現在は、滋慶学園グループ名誉教育顧問として、大阪コミュニケーションアート専門学校・東京コミュニケーションアート専門学校・名古屋コミュニケーションアート専門学校・福岡デザインコミュニケーション専門学校・仙台コミュニケーションアート専門学校などで、マンガ科・コミックイラスト科・ライトノベル科の学生指導にあたっている
中島健志[ナカシマタケシ]
1965年、福岡県福岡市生まれ。九州産業大学商学部経済学科卒業。1988年、『コミックアフタヌーン3月号』(講談社)にて漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アン・シャーリーこと寺
35
平安貴族のピークというべき藤原道長の生涯を漫画で。主人公なので正義の人に描いているが、まあ道長も権力闘争の人ではある。仁義なき骨肉の争い。途中で安倍晴明が出て来るのがいかにも今風である。加来耕三の解説によると、道長は女性にモテた人で、モテた理由は妻が二人しかいなくて(当時としてはかなり少ない)、他の男達みたいに気が多くないから…という事らしい。愛妻家だからモテるというのは昔からある人情なのだなぁ。多数の女性にモテるには、一人の女性を真面目に愛する事から始まる…という事か。なるほど。2015/05/02
たまきら
22
おお~この人の伝記があるんですねえ。日本の歴史でくくっても必ず登場する平安時代の有名人ですが、子供のころ読んだ本ではすごく悪い人みたいに描かれていたっけ…。この本では源氏物語が早く読みたくて作者の机をあさったりする困ったオタク親父エピソードなども出てきて、なんだか憎めなかったです。娘さんは紫式部の部分を熟読。2021/05/08
まげりん
4
これまた知らない人はいない藤原道長。あの和歌のせいで傲慢なイメージがあったが、光源氏のモデルとは知らなかった。宮中の女性はあんな風にひかるの君をいていたのかと思うと、また認識を新たにします。糖尿病だというのは意外というか、納得というか。2017/10/27
Beth
1
読みやすい。 人柄が伝わってきてとてもよかった。 歴史の入門書としてはいいと思う。 大人には物足りないと思いますが…2016/05/07
ななこ
1
忘れてたり知らない所を見つけられたかな。お姉さんのおかげでいいとこまでいったのね。2015/09/30