ポプラ新書<br> 専業主婦になりたい女たち

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ポプラ新書
専業主婦になりたい女たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 250p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591142523
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0236

内容説明

若い女性のなかに“隠れ専業主婦願望”が広がっているという。好転しない経済状態、幸せで豊かな自身の母親への憧れ…、理由はさまざまだが、夫の収入だけで生活していくことが難しいと知りながら、キャリアを捨て家庭に何を望むのか?女性の社会進出が叫ばれる今、専業主婦のリアルから見えてくる、“フツウの幸せ”の大きな代償とは何か。

目次

第1章 20代女子の“隠れ専業主婦願望”のワケ(女性たちは働きたいのか?働きたくないのか?;“そこそこ幸せ”を目指す20代女子の実態!)
第2章 専業主婦の“ギリギリハッピー”リアルライフ(三世帯同居!“ネオ渡鬼主婦”の現実;ゆるいけどリスク管理能力は高い期間限定“ゲゲゲの女房” ほか)
第3章 “年収600万円以上”の独身男子は、“専業主婦希望”をどう思つている!?(男子座談会・20代独身男子たちの非現実的なホンネ)
第4章 夫のリストラ、離婚、給料カット…絶対に知っておくべき“専業主婦”の落とし穴(一寸先は闇!?専業主婦ライフが破たんするとき…;専業主婦の再活という道のり)
第5章 専業主婦が消える日(専業主婦をめぐる今;専業主婦はなくなる仕事 ほか)

著者等紹介

白河桃子[シラカワトウコ]
東京都生まれ。慶應大学文学部卒。少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大学客員教授。内閣府「新たな少子化社会政策大綱」有識者委員。山田昌弘中央大教授とともに「婚活」を提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

69
2016年142冊め。専業主婦を選ぶことは、一生夫に養ってもらわなければならない生活を送るリスクを背負い、自分の老後の財産を自分で用意立てる権利を失うことである。夫は死後に養ってはくれない。一度正社員をやめて主婦になってしまうと、再就職しても年収300万を超える人はわずか1割、いったん主婦になってしまうと生涯賃金が億単位で違ってくる。「お父さん」の代わりに自分を養ってくれる夫が欲しい女性と、自分よりは稼がずに早く帰宅して家事育児をしてくれる「お母さん」が欲しい男性という時代。(続く2016/03/03

おいしゃん

60
【読書会課題本】昔のようにオトコだからたくさん稼げる世の中ではないんだから、女性もどんどん働きましょう、とのこと。明日の読書会では、男女それぞれどういう感想、考えが聞けるのか、楽しみだ。2015/04/03

バトルランナ-

29
なかなか読みごたえがあった。制度があって風土がなしP79とか正社員に乗る電車は1回しか止まらない。新卒の時。とかフレーズも面白い。専業主婦に憧れるの分かるけど国際競争力が無くなるなあ。5点満点で4.6点。2016/12/21

Iku

23
今、専業主婦こそなりたくてもなれないものなのかと現実を知りました。結婚して、子どもできたら辞めて、落ち着いたら働きたいと思うけど、正社員は難しい。専業主婦には離婚、倒産とリスクが沢山。現実をしっかり見極めて、このまま働いていけたらと思う。2015/01/02

きんぎょっち

22
自分の生きる時代の価値観が普遍的なものではない、という事をしっかり認識するのが大事ですね。専業主婦は、高度成長期の猛烈サラリーマンを企業が使うために生まれた時代の産物で、やがて滅びゆくのが自明の理。希少性が増しているためよけいに魅力的に見えるのかもしれないが(それもかなりイイトコ取りの専業主婦像)、社会に不必要だから消えていくのだから、憧れて目指すのは危険だし愚かだろう。婚期を逃して貧困の高齢女性になる前に、現実を見て専業主婦という愚かな夢を捨ててはどうか。若者には地に足の着いた仕事をおススメしたいなぁ。2017/10/08

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