出版社内容情報
話題沸騰の映画を、監督自らが小説化。誰からも愛される好人物・福ちゃんと周囲の人々との交流を描く人情喜劇の傑作。
森三中・大島美幸が“オッサン”役で主演し、カナダ・モントリオールで開かれた「第18回ファンタジア国際映画祭」で、見事最優秀女優賞を獲得した話題の映画「福福荘の福ちゃん」。その脚本と監督を担当した藤田容介が自ら手がけた小説版です! 巻末に、映画にも登場する写真集を特典として収録しています!
【内容】東京の下町で塗装職人として働く福ちゃんは、上京以来十数年、ボロアパート「福福荘」で暮らしている。心優しい福ちゃんは、みんなの人気者だが、ある事情
から恋愛にはかなりオクテ。ある日、見知らぬ美女が福ちゃんを訪ねてくる。その名前を聞いて福ちゃんは驚愕する……。
内容説明
東京の下町で塗装職人として働く福ちゃんは、上京以来十数年、ボロアパート「福福荘」で暮らしている。心優しい福ちゃんは、みんなの人気者だが、ある事情から恋愛にはかなりオクテ。ある日、見知らぬ美女が福ちゃんを訪ねてくる。その名前を聞いて福ちゃんは驚愕する…。
著者等紹介
藤田容介[フジタヨウスケ]
1963年生まれ。映画監督。『福福荘の福ちゃん』が初めての小説執筆となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
19
大島みゆきって名優だなあ2015/09/24
ひろろん
13
映画監督が書いただけあって、映像がバッチリ浮かんでくる。映画は見ていないが、まんまなんだろうな。でも、映像で見るのとは違って、物語だと少し大袈裟&ありえないでしょってことが多かった。さくっと読めたし、おもしろかったし、最後もめでたしめでたしで良かったんだけどね。でも、少し伏線が欲しかったなあ。それにしても、大島さんの福ちゃん、似合いすぎ‼️2016/01/17
ゆっ
10
ほのぼのテイストでさくさくと一気読み。最後のほうはちょっと衝撃的だけど。福ちゃんの不器用な感じが読んでて伝わってきます。いい男だな~。森三中の大島さんの演技が観てみたいから、レンタルしてこようかな?2015/07/26
やな
8
昭和の香りがした。ほんのり(´◡`๑)♪2014/12/08
2Tone
5
表紙が物語っていますが、いかにも人柄が良いけど、モテないおやじという感じで、昭和っぽい。読んでもイメージ通りですが、主人公の福ちゃんの子供の頃の話は、ちょっとやりきれないけど、普通に生活出来る事がいいことのように思えます。大島さんの福ちゃんもぴったりです。2015/11/21