出版社内容情報
新学期の友達作りに乗り遅れたチナツは、孤高の変人ばかりが集う「ぼっち部」へ入部することに――。笑いと涙の青春ミステリー!
内容説明
友達作りに乗り遅れたチナツは、なりゆきで孤高の変人ばかりが集う「ぼっち部」へ入部することに。メンバーは、次期華道家元で探偵趣味のあるメガネ男子マスノくん、女優志望の西園寺さん、自称・魔剣の現身の田尻くん、ネット越しでしか会話をしない正体不明のスカイプさん。そんな超個性派集団のもとに、次々と事件が舞い込んで―。NGワードは「一致団結」「和気あいあい」。孤独と謎を愛する人に贈る青春学園ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tario
19
タイトルの割りには家元探偵活躍してない。けど、可愛いお話だった。ヒロインのチナツが真相に辿り着いたところでつい吹き出した。肝が据わってるというか。今時の友達付き合い。自分を殺して集団に同調するのではなく、あくまで個を大事にしてる印象。ネットスラング日常会話で使うんだー。2014/06/21
RED FOX
10
高校の友達作りって出遅れとかグループ入りとかあるのを知らなんだ、大変なんですね(>_<)華道の次期家元が部長をつとめるボッチ部に入った女子高生を語り部として短編7つ。部員それぞれ面白い人達だが、ちょいちょい出てくる生徒会長が同性ながら素敵だった。2016/10/15
マカ
10
う~ん・・・σ( ̄~ ̄;)サックリ読めるのは良かったけどミステリーではないような?そして家元(次期だけど)という設定が活かされてない。なんかもう一息!!って感じの話だったなぁ。ぼっち部はかなり興味あるけどね。なんなら入ってもいいくらいだ(笑)2015/08/22
み
10
ヤング向けでした。今どきの中高生は大変そうですね。と思いながらな〜んとなく読みました。2014/06/15
sarie
9
孤高の変人ばかりが集う「ぼっち部」が事件を解決していく青春学園ミステリ。 変人であるはずなのに余り個性を感じず。言動が変だけなら個性的とは違う気が・・。 設定が良いのに生かされていません。 こういうものを読むとやっぱり米澤穂信さんは上手いのだなと感じます。 2016/08/14
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