内容説明
森の構成者としての菌類(カビ、キノコ)を学ぶ。日本の森のミクロ生物学。
目次
1章 森の構成者としての菌類(森林生態系における微生物;そもそも菌類とは ほか)
2章 森の菌類の多様性(生物多様性とは;菌類の多様性 ほか)
3章 森の菌類をめぐる生物間相互作用(生物間の相互関係;樹木と微生物のさまざまな相互作用 ほか)
4章 森の菌類の保全(菌類を保全する意義;菌類の保全に向けて ほか)
著者等紹介
佐橋憲生[サハシノリオ]
1958年(昭和33年)生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了、農学博士。現在、森林総合研究所九州支所森林微生物管理研究グループ長。専門は樹病学(植物病理学)、森林微生物生態学。研究テーマは森林生態系における菌類の機能や役割に関する研究
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感想・レビュー
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timeturner
4
白紙の状態で読んだので全てが初耳で面白かった。小学校で習ったはずの光合成もすっかり忘れてたよ。重複が多くてくどいところもあるけど、著者の菌類愛の強さはよーくわかった。いろんな人がいろんな物に夢中になって生きてるんだな、この世の中は。2016/11/01
ちゃんさん
1
森林における菌類の影響というのがよくわかった。菌と樹木の関係というのに興味を持った。本当に面白そうである。2013/01/30
ISBN vs ASIN vs OPAC
0
うーんー、入門書前のティーザー本、ぐらいの内容でちとしょんぼり。分類学は避けてきたって気持ちは分かるけどお前それ研究者としてずるくね?当たり外れがでかいなこのシリーズ……鳥と虫はどうなることやら。2014/10/24
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