出版社内容情報
ベストセラー『ブラック企業 』著者の今野晴貴氏&雑誌『POSSE』編集長の坂倉昇平氏初の共著。社会に殺される前に読むべき衝撃
内容説明
「働く」とは何か?労働には自己犠牲が必要か?「お客様」である消費者は「神様」か?個人の生活、未来、命にまでかかわる切実な課題であるにもかかわらず、ずっと置き去りにされてきた「労働」と「消費」の問題について―。若者の格差・労働問題に取り組む話題のNPO法人POSSEの運営者が深刻な「日本劣化」を防ぎたい一心で社会に一石を投じる、共感必至にて衝撃の書!
目次
第1章 極悪クレーマーが会社を「ブラック化」する(しまむら土下座事件の衝撃;クレームを理由とした「解雇」 ほか)第2章 ブラック企業は消費者を食い殺す(ブラック企業前史にあったフリーター問題;「正社員になりさえすればいい」という過剰な期待 ほか)
第3章 消費者はいつから神様だったのか(50年も誤解されてきた「お客様は神様です」;消費者運動がモンスター消費者を生んだ? ほか)
第4章 「24時間年中無休」の特殊性を考える(アメリカ人に拒絶される「なるはや」;お客様のために、残業代を申請するな? ほか)
第5章 POSSE座談会 消費者はブラック企業を変えられるか?(「おもてなし」っていったいなんだ??;日本の「サービス」は昭和初期から「無料」の意味だった! ほか)
著者等紹介
今野晴貴[コンノハルキ]
1983年、宮城県出身。NPO法人POSSE代表。一橋大学大学院社会学研究科博士課程在籍。2000件を超える労働・生活相談に携わる。主な著書に大佛次郎論壇賞受賞作『ブラック企業』(文春新書)など
坂倉昇平[サカクラショウヘイ]
1983年、静岡県出身。NPO法人POSSE理事。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。2006年、若者の労働問題に取り組むNPO法人POSSEを今野晴貴らとともに設立。2008年に季刊誌『POSSE』を創刊し、若者の労働の現実と背景や、雇用政策について特集している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バトルランナ-
バトルランナ-
kinkin
カイ
ロバート・カワサキ