４０歳、初めてのお見合い

大手小町編集部/森ゆみ子

ポプラ社（2014/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 221p／高さ 19cm
• 商品コード 9784591137697
• NDC分類 159.6
• Cコード C0095

出版社内容情報

「お見合いは10日後、外見や気持ちの上でのアドバイスをいただけないでしょうか」。人気サイトで話題のエピソードが一冊に！

みんな結構、おせっかい。
そして意外にあったかい。
――人気掲示板「発言小町」で400万人が感動！
恋愛、仕事、家族をめぐる6つのしみじみエピソード。


【著者略歴】
大手小町編集部（おおてこまちへんしゅうぶ）
月間１億８０００万ＰＶのアクセスを集める「大手小町」は、読売新聞東京本社が運営するヨミウリ・オンラインの女性向けページ。人気掲示板「発言小町」を中心に、ファッション、トレンド、料理、育児など、幅広い最新情報を発信している。

【目次】
第１話　ネコ語で話す上司がいます。
第２話　声が聞こえて温かくなりました。
第３話　初めてのお見合いです。力をお貸しください。
第４話　祖母のこと聞いてください。
第５話　こんなときにイケメン…。ありますか？
第６話　夫の話で恐縮ですが…。

本書に収められた6つのエピソードは、読売新聞が運営する「ヨミウリ・オンライン」の女性向けページ「大手小町」の掲示板「発言小町」に寄せられた声です。「思い切って悩み事を打ち明けた！」という人もいれば、身の回りで起きた出来事をつぶやく人もいます。誰かの小さな声が、誰かのところに届いて、やりとりが始まります。
恋愛のこと、職場のあれこれ、大切な家族のこと。そして、誰かに言いたい「あるある」話。ここでしか話せない、ここだから本音で、肩の力を抜いて話せる……、そんなやりとりが数か月にわたって積み重なり、時には思いがけない展開になることも。
互いに顔も知らない者同士、言ってみれば他人事のはずなのに、「到底他人事とは思えない」熱心さでみなさんからのメッセージが届きます。温かい励ましもあれば、現実的なコメントもあり、それらが相互に作用しあって、たくさんのすてきなつながりが生まれます。
今年で１５周年を迎える、超人気掲示板ならではのユニークなやりとり。ぜひ、ちょっと覗いてみてください。
（はじめにより）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[美登利]

何かを検索したときに「大手小町」の存在は知っていました。殺伐とするSNSサイトが多い世の中、この本はとてもほのぼのしたり、しんみりしたり、にんまりしたり。読メも他のサイトに比べたら同じように、色々な方からの応援のコメントが多いですよね。このトピックに対してのレスは編集部でチェックされているからとのことですが、顔も知らない間柄でもお互いを励まし合う姿は読んでいてちょっとウルウルしてしまいました。「こんなときにイケメン…。ありますか？」の章は私も投稿したかった！(笑)

2014/09/06

[AKIKO-WILL]

発言小町と言うWebサイトで人気になったトピを6つピックアップして一冊の本にしたモノ！「ネコ語で話す上司」や「こんな時に、イケメン」「40才、初めてのお見合い」などタイトルかして面白そうな感じですが、相談者やそれについて感想やアドバイスをする方々のやりとりが読んでいて楽しいです。あまり知らなかった発言小町と言うサイト！ちょっと見てみようかな。

2016/05/06

[びすけっと]

2014年6月刊。Amazonつながり？　これほどまでにあたたかいレスが連なるSNSがあるとは！書籍としてはタイトルが最高です。目を引きます。それと時折挟まる森ゆみ子さんの絵日記のようなイラスト。「声が聞こえて温かい」は暖かいではないところが○。季節の暖かさ以上に、こころがほろっとする温かさが。ご近所さん、大事よね。「初めてのお見合い」で「ダサいおやじが来ますから、多くは期待しないで」(p.85)にそうだよなぁと。　ニフティ会議室の時代が懐かしい。私でも参加できるこのようなSNSがあれば参加したい！

2014/09/05

[suite]

ほっこりした。肩の力抜ける。全部いいお話。人の善意ってこんな感じなんだな、って、にまーっと笑える本。イラストも内容にピッタリ。

2016/01/26

[虹雪]

発言小町という読売新聞が運営する人気掲示板で、出されていた6つのエピソード。こんな掲示板あったんですね。面白くてあったかい。タイトルにもなった40歳初めてのお見合いは泣けました。素敵なエピソード。イケメンが突然、訪問してきたら、それはもうテンションあがりますよね。イケメンは得する生き物のよう。以外と隣人の騒音？と言わないまでも、あったかいエピソードもあるみたいで、ものすごく気を使ってこそこそ生活しなきゃいけないわけでもないんだなと。サッカー日本優勝時にそこかしこからヤッター！と叫ぶ声が。って面白すぎる。

2014/08/24