内容説明
夜行性ゆえに授業中寝ずにはいられない妖狐高校生・沢崎瞬太は、王子稲荷のご加護のおかげか、なんとか無事二年生に進級。先輩になった瞬太にふりかかる数々の恋の疑惑!?一方、イケメン毒舌陰陽師・安倍祥明がいるバイト先「陰陽屋」にも次々と相談ごとが。大事な柔道の試合の前に必ず体調を崩す少年は誰かに呪われているのか?青白い顔で過剰勤務を続ける青年に取り憑いているものは…?ドラマ化もされて絶好調、ほのぼの大人気シリーズ第六弾!
著者等紹介
天野頌子[アマノショウコ]
長崎県佐世保市生まれ、東京外国語大学ドイツ語学科卒業。らいとすたっふ小説塾を経て、2005年『警視庁幽霊係』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
91
相変わらずのほのぼの・焦れ焦れ・照れ照れストーリーかと思いきや、一気に話の動き出した六冊目。シリアスだったりコメディだったりと賑やかな一冊です。肉強し。高校二年生の一学期を迎えて、少しずつ変わり始める瞬ちゃんと周囲の関係。少々過保護な両親への感謝と不安、陰陽屋さんとの付き合い方、相変わらず出来ない勉強・将来の事、本当に混戦中の恋模様、少しずつ大人になっていく友達、自分の本当の家族かもしれない人。高坂君の大人びた物言いに感動しましたよ!瞬ちゃんが落ち着いて物事を考えられるように取り計らってくれてるんですね。2014/06/16
kumicom
49
相変わらずな陰陽屋さんと瞬太と仲間たち。重い内容になりかねないところをライトに読ませるのは、瞬太の周りに流れるまったりのんびりな空気感のおかげなのね。それにしてもこんなに寝る子だったかしら?そして気になる人探しと恋の行方は続くのであった。瞬太、癒やしとしては一流だけど、いまいち頼りないからなあ。そして陰陽屋さんはかっこいいけど嘘くさいしなあ。「とりあえず頑張れ〜」と生ぬるーく応援しよ。2015/02/03
チアモン
47
シリーズ第6段。とうとう瞬太が告白しちゃった。うーん。この二人の行く末は一体どうなるのか。いいところで終わっちゃった。でも、少しこのシリーズに飽きちゃったので少し期間を置いてからまた読み進めよう。2019/07/14
ぶんこ
44
そろそろ飽きてきてはいるのですが、沢崎家と級友4人組仲の良さに癒されるので読み続けてきました。が、今回は腹黒女性陣が多出で気持ちザワザワ。授業中はひたすら寝てばかりなので、せっかく2年に進級できたのに、1年に降ろされそうです。呑気な瞬太君も少しは慌てるかな。2018/01/14
まんがジジィ
44
沢崎瞬太君、高校2年生進級(おめでとう)のお話し。 お稲荷様の御加護の御陰ですね。(笑) (オヤジの喜び)裏表紙に挟まていたイラストを発見 ! 、かわいい三井春菜ちゃんと凛々し倉橋怜様(腹黒姫)がいました。♪2016/02/21