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花咲小路一丁目の刑事

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591136805
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

非番の刑事も、忙しい。
商店街のよろず相談、引き受けてます(いつのまにか)。

舞台は、地方都市によくある小さな商店街「花咲小路商店街」。
「元・泥棒紳士」のセイさんも隠居暮らしをしているここ花咲小路には、
ほかにもたくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起こっている。

今回の主人公は、商店街で「和食処 あかさか」を営む祖父母のもとに居候することになった若手刑事。
引っ越してきて以来、たまの非番の日になると必ず、
祖母経由でご近所さんからの相談ごとを持ち込まれるようになってしまった。

死んだはずのおじいさんから手紙が届くようになったラーメン屋さん一家や、
本の上にフルーツがひとつずつ置かれるようになった本屋さんからの相談などなど、
よろず相談事を、商店街の人々の力を借りながら解決していく。

内容説明

たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起こる花咲小路商店街。今回の主人公は「和食処あかさか」を営む祖父母のもとに居候中の若手刑事。死んだはずのおじいさんから手紙が届くようになったラーメン屋さん一家や、本の上にフルーツがひとつずつ置かれるようになった本屋さんからの相談など、非番の日になると必ず相談ごとを持ちかけられるようになってしまう。

著者等紹介

小路幸也[ショウジユキヤ]
北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

253
「四丁目」で作品世界がわかっているので、非常に読みやすかった。今回は刑事の赤坂淳が主人公だけど、セイさんほか、「四丁目」の登場人物も活躍。不思議な謎のミケさんが、とてもカッコいい役柄だった。連作短編のように、いくつもの小さな事件と解決が楽しい。ラストは本当にハラハラさせられたけど、解決してよかった。花咲小路の商店街はすごい人材を抱えているなぁ。2019/05/23

KAZOO

163
5つの短篇が収められています。テレビドラマにでもなりそうな感じの話がいくつも収められています。刑事が出るけれども殺人事件などではなく非番の日に、祖母から頼まれるミニ事件を解決していきます。この対象は中高生なのですかね。出版社からするとそんな気がします。最後の話では前作からの続きを思わせる秘密が出てきます。次も読みたいですね。2016/01/26

紫 綺

157
ちょっと優しすぎる気もするが、小路さんならでは・・・と割り切ろう(心地良いしね)。人間の良心を強調した物語だと思う。信じる者は救われる。花咲小路シリーズ、まだまだ続きそう。ワクワク♪2014/03/11

ひめありす@灯れ松明の火

120
文学少女が好きなのはセイさんみたいな怪盗紳士。だけど恋に落ちるのはきっと淳ちゃんみたいな駆け出しの刑事さんだ。夜の街を行く野良娘のミケさんがちょっぴりミステリアスで可愛らしい。引っ掻かれないようご用心。日常の謎なんて、よく考えたら後味の悪い思いをするものばかりだけれどそこは安定の小路マジックで、優しくて穏やかな世界にしてくれます。前作からの顔見知りもちらほら。だけど新登場の人達も皆素敵な人達ばかり。このまま末永く何丁目でシリーズ化してくれるといいな。二丁目の捨て猫、とか、三丁目の占い師、とかどうだろうか。2014/05/18

初美マリン

113
ほのぼのとした、普通の商店街だと思っていたら、次々と凄い人達で呆気にとられて楽しんでいます、次二丁目に続きます!2018/11/11

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