- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 怪談・おばけ・ホラー
内容説明
今日はヒロキくんの家へ遊びに行く日。ふたりきりで、例のあれを見ることになってるんだ。ヒロキくんと押入れに入り、ノートパソコンを起動させる。あれ?ヒロキくん、だれか帰ってきたよ。畳の上を歩く足音が、まっすぐ押入れに向かってくる。襖が開かれ、ぼくが目にしたものは…。わが目をうたがう十二篇。
著者等紹介
東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。2011年、『遠野物語と怪談の時代』(角川学芸出版)で日本推理作家協会賞受賞
にじぞう[ニジゾウ]
1991年、千葉県生まれ。首都圏の美術系大学に在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
4
前2冊より急にガチ怖になった気がする! そして震災怪談も入ってきたなぁ… 最初から最後までいい感じ。そして自分も観にいった某絵画展の裏で恐ろしい現象があったと知り2年越しでビビる2013/06/09
ヌーン
3
これはオレンジと青と黒でした 震災の硯の話は、どこかで聞いたような気がします 他の話も前にも増して怖かったです2023/05/21
てっちゃん
3
装丁や文章から子供向けと思いがちだが、内容は大人向けの怪談本に引けを取らない怖さ。これ子供が読んだら結構怖いんじゃないかなぁ。震災怪談はこれからだんだん増えてくると思う。2014/04/21
紅独歩
1
なにしろオトナ相手に怖い話をしている人達が、コドモ相手でも容赦なく怖い話をしてくるんだからヒドイです。そして挿絵も手加減なし。学校や歯医者さんの待ち時間に読む用の本棚やで異彩をはなちつつ、手に取るだけでケガレがうつってきそうな……でも、いちばんボロボロになってる、そんな一冊になるんじゃないのかなあ、何年かしたら。「からすみ」は東日本大震災にまつわるお話です。お父さんお母さんも、是非。2013/09/20