出版社内容情報
天才遊佐をダブルスのパートナーとして支えてきた横川。故障から復活した遊佐と新たなスタートを切る。青春バドミントン小説第三弾!
内容説明
天才プレイヤー遊佐賢人をダブルスの相方として支えてきた横川祐介。大学入学後、故障から復活した遊佐と、新たなスタートを切る。中学時代から、困難な状況のなか、多くの人の助けを得て諦めずにバドミントンを続けてきた横川の静かな情熱を描く。シングルも有力な遊佐とこのままダブルスで世界を目指していいのかという不安な心もあり―。ふたりの絆、そしてバドを通しての成長がまぶしく光るシリーズ第三弾。
著者等紹介
小瀬木麻美[コセキアサミ]
京都府出身。奈良女子大学卒業。現役書店員。『何度でも君に温かいココアを』(ポプラ社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shinonishi.runner
21
シリーズ3作目は、2作目の天才・遊佐の相方である横川祐介。生い立ちに陰があり、善良な組織に救われて横浜湊入り。その経緯だけでほかの作家なら一冊できてしまいそうだが、ガチなスポーツ路線に関係ないところは華麗にスルー。前二作との違いとしては、実業団まで言及されているところ。卒業が区切りになる大学までと違って、自ら引き際を決めなきゃいけないトップオブトップのは別の悩みあり、というのが垣間見える。2022/08/11
coco夏ko10角
18
ラブオールプレーシリーズも第3弾。遊佐のダブルスパートナー・横川祐介がメイン。中学時代の苦労も書かれている。本郷さんはデキル先輩・部長というイメージだったけど、当たり前のことながら不安だったりしたんだよなぁ。こういうのは今までの水嶋や遊佐視点では分からず、祐介が主人公だからこそ見えてくること。あと岬君が強気勝気な性格かと思ったら、結構可愛いとこもあるんだな…と。シリーズ最新刊ではその岬メインの回があるようで期待。祐介たちは今後の方向性ががっちり決まって、さらに成長が楽しみに。2014/03/23
ゆきこ
14
雨の日の読書。二冊続けて読んでしまいました。いや~良かった。シリーズ内で主人公を変えて、その上で時間軸も進めていくのは初めてでしたが、良かった。もう純粋に楽しめました。良い一日を過ごせました。この作者の他の本は何があるのかな。2013/10/25
けい
13
面白かった〜うるってきた。間違えて第4弾から先に読んで、急いで第3弾に戻ったけど、どっちから読んでも、面白かった。2016/02/11
伶夜
12
いつだって夢は、少しの才能とたくさんの努力の少し先にある(本文より)2018/08/28