出版社内容情報
花百姫と八忍剣の、すべてをかけた凄絶な戦いが始まる――渾身の時代活劇ファンタジー、感動の完結編!!【解説/あさのあつこ】
内容説明
真の姿をあらわした魔王は地獄の七口を開き、そこから魔物があふれだしてくる。各地で五鬼四天の忍びが決死の戦いを繰り広げるが、滅びの時が近づいていた。一方、霧矢は単身時の狭間を抜け、魔王を追った。彼に導かれるように花百姫たちが行き着いたのは、遠い未来か超古代か、魔王が支配する異世界。そして凄惨な戦いが待ち受けていた―渾身の時代活劇ファンタジー、感動の完結編。
著者等紹介
越水利江子[コシミズリエコ]
高知県で生まれ、京都市で育つ。『風のラヴソング』で文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、日本児童文学者協会新人賞を、また『あした、出会った少年―花明かりの街で―』で日本児童文芸家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
19
最終巻にしてなお風呂敷を広げつつ、伏線回収もするという荒技で見事完結。切なくも希望に満ちたラストシーンも良し。古典的な伝奇小説の醍醐味があり最新のRPGをプレイしてるかのごとき斬新さを持つ実に面白い作品だった。構想が見事な上に各登場人物が躍動していればもう言うことがない。さらに圧倒的スピード感。全巻通して読むと力強いメッセージ性があり、時に物語というものはフィクションの枠を超えて読者の人生を力づけるものだという感慨もひとしお。映える場面多数なので漫画なりアニメなり映画なり映像化されたら良いなあ。2014/06/15
いっちょめ
8
とうとう完結してしまいました。スケールの大きさから最後ちゃんとまとまるのか?なんて生意気なことを思ってしまったけど、ビシッと決まってました。 誰しも「魔」という敵を心に宿していて、それがふとしたときに出てきてしまう。その魔を出てしまわぬように愛がある。愛は与えてもらうものではなく、与えるもの。難しいし、簡単に出来るものではないけれど、誰にでも出来ることなんですよね。それは自分の周りの人を大切にする心があるかないか、それだけなんです。異時の王も、美女郎、伊留加、紫音、みんなそれぞれの愛があるからの2013/08/25
花宴
7
シリーズ第7弾。完結。最後は悲しかったなー。哀れ花百姫…。こうなると時空を超えられるというのは残酷です。結局姫は誰と結婚すればいいの?時空を彷徨わなけれいいけど…。とにかく最後は姫と八忍剣が地球を救った!生身の三位一体八方天身には鳥肌が立ちました。随所で一息ついて感慨にふけりたかったんですが、なにせ登場人物が多い上、怒涛というか、混沌というか、目まぐるしく話が進んでいくので急かされるっ。もっと長めにじっくり読みたかった気がしました。霧矢や美女郎、火海姫など魅力的な面々多く、彼らの細かな話も知りたいですね。2020/05/31
小雀✡ずーっと積読減強化月……
5
完結。 そうか…そうやって〆たか。大きな愛に包まれたか。 ( ・᷄ὢ・᷅ )ウ〜ム…アチコチ世界を広げに広げて、色々なモノが包みきれず溢れ落ちてしまった感が…スミマセン、大変面白かっただけにこの最後は居心地の悪さから受け入れられなかった。2014/06/24
オイコラ
3
魔王&裏切り者との最終決戦。やっぱりこうなるよね、な展開と、え、そうなっちゃうの、な展開と。ラストシーンは文庫化に際して加筆したそうだが、個人的には前のもの哀しいような終わりの方がいいかなあ。一人違う時に降りた花百姫のその後もちょっと気になるけれど、玉風に帰る火海姫とそれをおくっていく夢さん天ちゃん3人の旅なんてあったらおもしろそう。2013/07/10