出版社内容情報
いなかのおばあちゃんの家に、初めて一人でとまることになった、さきちゃん。たけのこほりは楽しいけれど、やっぱり少しさびしくて…
内容説明
さきちゃんは、もうじき一年生。おじいちゃんとおばあちゃんの家に、はじめてひとりでとまることになりました。たけのこほりのお手つだいをして、だいすきなおばあちゃんのむかしばなしをきいて。ところが、三日めのあさ、おもいがけないできごとが…。
著者等紹介
松田もとこ[マツダモトコ]
広島県に生まれる。広島県立女子大学卒業。『おばあちゃんがいるといいのにな』(ポプラ社)で’95日本絵本賞受賞
狩野富貴子[カリノフキコ]
高知県に生まれる。広告関係の仕事を経て、絵本、さし絵の世界に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パフちゃん@かのん変更
40
たけのこ山の祖父母の家に一人でお泊りしたさきちゃん。おばあちゃんが滑って足を捻挫してしまうが、さきちゃんはお手伝いをがんばる。おばあちゃんは昔美人でかぐや姫と呼ばれていたんだって。祖父母との交流。2013/11/09
花林糖
10
(図書館本)あの「かぐやひめ」に孫が居た、という物語かと思ったら違った。おじいちゃん・おばあちゃんと孫娘のほのぼのとしたお話。さきちゃんが可愛らしい。2015/04/11
退院した雨巫女。
7
《図書館-季節》竹林に囲まれた里に住むおばあちゃんに預けられておこる出来事。おばあちゃんの軽症でよかった。2018/09/11
absinthe@読み聞かせメーター
7
5歳の娘に読み聞かせ。タケノコ狩りのようすも面白い。absintheの世代はこういう体験が無い人が多いと思う。少したったらこういう話を聞くことすらできなくなるかもしれない。温かいおばあちゃんと娘の交流も良かった。
G-dark
4
さきちゃんという女の子がおじいちゃんとおばあちゃんちに5泊6日して、たけのこ掘りのお手伝いをする…という絵本。日程は和やかに進んでいたのですが、3日目におばあちゃんが転倒!4日目におばあちゃんの足が腫れていることが発覚!ということで読み手は「骨折か!?」とヒヤリとします。でも、おばあちゃんの足は折れていなかったし、おばあちゃんはさきちゃんにかぐやひめの絵本を読んでくれました。そして5日目、物語はハッピーエンドへ。現実世界では高齢者が骨折すると悲惨な結果になりやすい分、この絵本がほのぼのとしていて良かった。2013/06/08