内容説明
三ばんめのランプをわったとき、巳之助はなぜかなみだがうかんできて、もうランプにねらいをさだめることができなかった。自分の意志ではうごかすことのできない運命に耐えて生きる人間を描いた「おじいさんのランプ」と、大きな愛にじゅんじて命をなげだす「巨男の話」など人間の生の崇高さを描く四編を収録。
著者等紹介
新美南吉[ニイミナンキチ]
1913年、愛知県に生まれる。本名・新美正八。半田中学のころより文学に興味をもち、文芸誌「オリオン」をだす。童話雑誌「赤い鳥」(1932年1月号)に「ごんぎつね」が掲載され、この年、東京外国語学校英文科に入学。1936年、卒業して貿易会社に勤めたが、喀血のため帰郷。代用教員を経て安城高等女学校教諭となる。1942年、腎臓悪化の中で数々の代表作を一気に完成。1943年、死去
高橋和枝[タカハシカズエ]
神奈川県に生まれる。東京学芸大学教育学部美術科卒業。ステーショナリーメーカーでデザイナーとして活躍後、フリーのイラストレーターになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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