新美南吉童話選集〈1〉

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新美南吉童話選集〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 134p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784591133057
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

「母ちゃん、朝つゆがにげてっちゃった。」「おっこったのよ。」「また葉っぱのとこへかえってくるの。」親子のやさしい会話のあふれる「でんでん虫」や、ユーモラスな動物たちの「赤いろうそく」など、南吉のあたたかな幼年童話二十九編を収録。

著者等紹介

新美南吉[ニイミナンキチ]
1913年、愛知県に生まれる。本名・新美正八。半田中学のころより文学に興味をもち、文芸誌「オリオン」をだす。童話雑誌「赤い鳥」(1932年1月号)に「ごんぎつね」が掲載され、この年、東京外国語学校英文科に入学。1936年、卒業して貿易会社に勤めたが、喀血のため帰郷。代用教員を経て安城高等女学校教諭となる。1942年、腎臓悪化の中で数々の代表作を一気に完成。1943年、死去

黒井健[クロイケン]
1947年、新潟県に生まれる。新潟大学教育学部美術科卒業。会社勤務後フリーのイラストレーターとなる。1983年、雑誌「詩とメルヘン」に掲載した一連の作品で第9回サンリオ美術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めしいらず

46
生まれて間もない頃、目に映るもの、耳に聞こえるもの、肌に感じるもの、全てが初めての出会い。自分を見おろす多くの人の笑顔。その中の毎日会う二つが両親。憶えているはずもない、その懐かしいような、祝福されているような感覚を呼び覚ましてくれる「でんでん虫」「うまやのそばのなたね」「里の春、山の春」「みちこさん」。慈愛に満ちた眼差しに、ココロがしんとなる。それと、相変わらずだけど「でんでんむしのかなしみ」を前にすると立ち止まってしまう。日々降りかかり、降り積もる悲しみを、上手く抱えて、しまい込めているだろうかと。2013/10/30

ぶんこ

37
1話1話は短いのですが、後からジワジワ心に沁みこんできました。 サッと読めてしまうのが勿体無くて、他の本を間に入れたりと、少しずつ味わいました。 「うまやのそばのなたね」が一番好きです。 黒井さんの絵も、馬の親子の何とも言えない情愛が伝わってきて、仄々します。 新美さんの文章も好きです。 短い文なのに、優しくて美しいのです。 早逝されたのが残念です。2015/03/03

えり

35
一気に読んでしまうのが勿体無いくらいどのお話も良く、ゆっくりゆっくり大切に読みました。豊かで瑞々しくて、慈しみ溢れたお話が多く、親から子への無条件の温かい眼差しを沢山感じることができました。夏に出産を控える身なので、幾つかの春を感じさせる作品達が、芽吹き始めた命への期待をより一層膨らませてくれます。早く産まれておいで。ゆっくり産まれておいで。今、輝く命をこの手に抱く瞬間を、幸せな気持ちで待っています。2014/03/29

Gummo

19
生誕100周年を機に、今年3月に出版された本シリーズを読み通してみようと手に取った。第1巻は、「お母さんたち」「木の祭り」「ながれ星」など、短編29編を収録。1913年(大正2年)現在の愛知県半田市に生まれた新美南吉は、結核により29歳の若さで亡くなっているが、本書に収録された作品は21歳から22歳頃、ちょうど第1回目の喀血をした頃に書かれたものである。ユーモラスな作品、切ない作品、心温まる作品、内容は様々だがどの作品からも生命に対する作者の優しい眼差しを感じることができ、それが作品に普遍性を与えている。2013/07/30

雨巫女。@新潮部

9
《私-図書館》知らなかった話が多く。挿し絵も巻別に違うの楽しみです。この巻は、黒井健さん。一番好きなのは、やはり「でんでん虫のかなしみ」です。2023/10/31

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