母という病

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591131466
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

母親という十字架に苦しんでいる人へ。長年、京都医療少年院で親子関係を見つめてきた精神科医が全ての現代人に贈る警告と救済の書。

母親という十字架に苦しんでいる人へ。
どこか苦しい母親との関係、そろそろ卒業しませんか?

うつ、依存症、摂食障害、自傷、ひきこもり、虐待、
離婚、完璧主義、無気力、不安、過度な献身……。
本当の原因は、「母という病」にあった!

長年、京都医療少年院で親子関係を見つめてきた精神科医が
満を持してすべての現代人に贈る、警告と救済の書!

いま母親との関係に苦しんでいる人が増えている。
だが、母親との関係は、単に母親一人との関係に終わらない。
他のすべての対人関係や恋愛、子育て、うつや依存症などの精神的な問題の要因ともなる。
「母という病」を知って、それに向き合い、克服することが、不幸の根を断ち切り、
実り多い人生を手に入れる近道なのだ。
精神科医としての著者の長年の経験を注ぎ込んだこの一冊の本には、
多くの知恵と多くの人生のドラマが詰まっている。
ページをめくりながら、心を揺さぶられるうちに、あなたは自分自身の人生を見出すだろう。

はじめに 母親という十字架に苦しんでいる人へ

第一章 「母という病」に苦しむ人たち
第二章 生きづらさの根っこには
第三章 残された傷痕
第四章 不安定な母親に振り回されて
第五章 自分しか愛せない母親とその人形たち
第六章 生真面目な母親の落とし穴
第七章 母という病を克服する

おわりに

内容説明

うつ、依存症、摂食障害、自傷、ひきこもり、虐待、離婚、完璧主義、無気力、不安、過度な献身…。本当の原因は、「母という病」にあった―。長年、親子関係を見つめてきた精神科医が贈る、救済の書。

目次

はじめに 母親という十字架に苦しんでいる人へ
第1章 「母という病」に苦しむ人たち
第2章 生きづらさの根っこには
第3章 残された傷痕
第4章 不安定な母親に振り回されて
第5章 自分しか愛せない母親とその人形たち
第6章 生真面目な母親の落とし穴
第7章 母という病を克服する

著者等紹介

岡田尊司[オカダタカシ]
1960年、香川県生まれ。精神科医、作家。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。京都大学大学院医学研究科修了。現在、京都医療少年院勤務。山形大学客員教授。パーソナリティ障害、発達障害治療の最前線に立ち、臨床医として若者の心の問題に向かい合う。また、作家、小笠原慧としても活動。作品に、横溝賞を受賞した『DZ』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

60
この中の症例や問題に当てはまらない人は居ないのでは無いのだろうか?そう考えるととても恐ろしい本でした。母親との愛着は生後1歳半ぐらいまでに上手に形成されないとその後の人生に少なからず影響を受けてしまうとは。いや、少ないどころか偏った愛着、否定的な母親との関係はその人を母という病にしてしまう。紛れもなく私も母親との確執を抱えた一人なので読んでいてとてもきつかったです。そしてまさに独り立ちの出来ない身内がいます。親に愛されたいと思わない子供は居ないのです。2014/06/09

あかは

50
あまりにも心当たりがありすぎて、辛い読書でした。自分でわかっていて納得していても、ひっかかるということは、まだ、その事柄について消化しきれていないのでしょう。何がひっかかっているかわかっているだけでも幸いなのか。いつか、乗り越えて笑いたいです。2015/12/06

アリ子

33
これは感想が書きにくいです。自分と母、自分と娘を当てはめながら読んでいるとなかなかシビアだったけど、第7章「母という病を克服する」で少し救われました。2014/12/19

も ち@病気療養入院中のためオヤスミしています。

29
全て丸ごと「その通りだ」とは思えない部分もあるけれど、「なるほど」と思う部分が多々ある。愛情過多、放置、不安定、いろんなタイプの母親がいて、子供を追いつめる。時にはひきこもりや心の病気にすることさえある。「生きていくのがつらい」と感じている人の中には「ねじれた母親」というものがあるのかもしれない。母親から距離を取るのも「見えない支配」から脱出するのも有効な手段となるそうだ。親に愛されるために「いい子」になるのを止められたら、自分自身の手で自分の人生を築き上げていくことが出来るかもしれない。2016/04/17

左端の美人

25
まさに母という病に侵されているわたしには重い本でした。しかし、だからこそ読む価値があったのだと思います。『大人として円熟するということは完璧へのこだわりを卒業するということなのかもしれない』『問題にうまく対処する第一歩は、問題に感情で反応しないことだ』2016/03/12

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