北京―中軸線上につくられたまち

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 26X28cm
  • 商品コード 9784591130582
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

中国の首都・北京。その中心をつらぬく中軸線にそって、南から北へ。北京のまちを、あざやかな色彩と精緻な絵で紹介します。

内容説明

中軸線とは…北京のまちの中心を南北につらぬく線で、重要なたてものはみな、この線上に配置されています。中軸線はいわば、北京の背骨なのです。中軸線に目をとめれば、北京のまちの歴史と文化がみえてきます。それではみなさんといっしょに、南から北へ、北京のまちの中軸線をたどってみましょう。

著者等紹介

于大武[ユーダーウー]
1948年北京生まれ。故宮裏の少年宮で絵を学び、文化大革命中の1972年より作品を発表しはじめる。1978年より人民美術出版社にて、子どもの本及び連環画の編集に就き、自身も連環画や児童書の挿絵を数多く手がける。この間に培った中国伝統の工筆画技法で、古典文学の世界や中国の様式美を描くことを得意とする。1988年、古典文学『封神演義』の一節を絵本化した『ナージャとりゅうおう』で、第6回野間国際絵本原画コンクール大賞を受賞、同作品は、1990年に講談社より出版される

文妹[ウェンメイ]
東京都生まれ。北京師範大学研究生院修了。現在、出版社勤務のかたわら、日中の子どもの本の交流に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lovemys

7
紫禁城。この絵だけ見てもスゴイけど、実物の広さというか大きさには圧倒されます。美しい街並み。美しい建物。絵本も圧巻でした。2021/10/30

遠い日

6
北京の街の発展と変遷。中軸線…北京の街を南北に貫く美しい風景を中心に、清の時代、1950年代、現代の3つの時代を描き分けることによって、その歴史と発展が理解しやすく描かれている。于大武氏の絵がとにかくすばらしい。2017/03/22

romance_holic

5
図書館で原書を借りました。3000年前に城が作られた時の(当時 薊)の風景、その後栄えて市街地が北京城の外にも広がり、発展する経過が何枚かの絵で表現。細かく丁寧な絵。圧巻はお城のパンフレットかな?というくらい細かい門や場所の名称、使用用途などの説明。この道は皇帝皇后しか車に乗って移動できなかったとか、中国ドラマを観る時役立ちそうな知識たくさん。2021/08/28

ようこ

3
素晴らしく繊細で緻密な絵本。北京の街を南北に貫く中軸線を南から北へ過去から現代へと遡る。春を迎えたことで北京が発展していくということを象徴しているのかも。時節柄手放しで称賛しにくいが、絵本としては間違いなく良書だと思う。日本の京都を舞台に同じようなコンセプトのものがあるといいな2012/10/11

かぼちゃりん@花粉症はつらいよ

2
文妹/訳。2015/08/04

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