出版社内容情報
こぐまはつぎつぎと落ちてくる葉っぱを枝に戻そうとします。季節のめぐりと、命のめぐりを、あたたかく、音楽のように美しい言葉でつ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
20
隣町で、面陳。表紙に惹かれて。生まれたばかりの こぐま。ひらひらと落ちてくる葉っぱが気になって、拾うが……。最後に、タイトルである言葉が出てきて、心がほんわり。季節の移り変わり、命の巡りを、さりげなく、軽やかな絵で描いている。エズラ・ジャック・キーツ賞受賞。訳 さかいくにゆきさん。2022/08/28
二条ママ
16
4歳10ヶ月。図書館本。生まれて初めていつも遊んでるはっぱたちとお別れをするこぐまちゃん。次の春にまたあえたねと喜ぶこぐまちゃん。成長していくうちに、慣れるというか、自然に分かってきたことはたくさんある。その最初の感じをずっと覚えていられるといいけど、それも無理だろう。2016/01/28
ヒラP@ehon.gohon
14
落ち葉に心を奪われた子熊さんに初めての冬が訪れました。初めての冬ごもりです。 見るものすべてが初めてで、すべてに感動する小熊くん。 冬の間の自然の営みは、小熊くんにとっては夢の中なのに、春の訪れと目覚めて外に出たら木々には新芽が顔を出し始めていました。 「またあえたね」の言葉が、感動的に実感できました。2018/11/19
雨巫女。
13
《書店》熊さんが、過ごす四季の素晴らしさとのどかさがいい。2012/04/29
遠い日
9
原題は『Leaves』。こぐまが遊んだはっぱはどこへ行った?冬眠からさめたこぐまが出会った、春。こんな何気ない幸せに、気づけることに感謝しよう。2013/03/26