出版社内容情報
毒舌イケメン陰陽屋と、天然系キツネ耳高校男子がお迎えする、占いの店「陰陽屋」。今度の事件は・・・文化祭をめぐる呪詛合戦? 大
内容説明
王子稲荷のふもとの商店街、ホストあがりのイケメン毒舌陰陽師が営む占いの店「陰陽屋」は今日も細々営業中。ある日かけこんできたのは、アルバイトの妖狐高校生瞬太のクラスメイト。文化祭の演劇でのヒロイン役を狙って争う女子二人からの依頼は、不穏な雰囲気で…。呪詛や晴れ乞い、離婚の調停、素人手相占い指導まで、よろず占い処に依頼人の訪問は絶えず。瞬太の恋の行方、祥明対いわくつきの母との攻防戦も気になる、大好評シリーズ第三巻。
著者等紹介
天野頌子[アマノショウコ]
長崎県佐世保市生まれ、東京外国語大学ドイツ語学科卒業。らいとすたっふ小説塾を経て、2005年『警視庁幽霊係』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yanae
89
陰陽屋シリーズ三作目。安定・安心して読めるシリーズです。悪い人が出てこないので安心して読める。今作はタイトル通り「恋のろい」、恋愛問題あり、呪い問題ありの一冊。←呪いっていってもかわいらしいものだし、高校生っぽい恋のお悩みもただただかわいらしい。(本人たちは本気なんだろうけど)それにしても瞬太はキャラクターがどんどん単細胞化してる気がする(笑)素直ないい子なのだけど…高校が卒業できるのか心配になる(笑)ほかの化け狐の情報も少しあったりして、瞬太の出生についてもこれから出てきそう。楽しみです。2019/02/01
hirune
83
寝てばかりいる瞬太に夏休みの補習って、これ以上無駄なことってないんじゃない(⌒-⌒; )キツネが夜行性だから昼間は起きてられない?のなら瞬太は夜は何してるのかしら〜っと今更ながら気になる~(・・?))化けギツネの瞬太が人間ぽくて、祥明の母ちゃんの方がよっぽど妖怪じみてるのはなんだかなぁ★2015/11/05
ひめありす@灯れ松明の火
82
相変わらず構内では寝ぼけたまんまのおキツネ高校生、瞬ちゃん。あらら、もふもふのお耳がちょっぴり見えてますよ~、と思わず狐耳をもふもふしてしまいたくなる、ゆる~くってほわほわした日常です。今回は夏休みから学園祭まで。高校一年生のいっとうキラキラして不器用な日常です。喉越し良いビールに、身軽な入院患者、夫婦げんかの仲裁に、学園祭のヒロインをめぐる争い。些細だけれど懸命な毎日。大好きな三井さんとの関係もちょっぴり進展。すごくどきどきしたんだろうね、頑張ったね。よかったね、と拍手してあげたくなりました。2012/06/05
チアモン
57
妖狐の瞬太くんの恋の行方は?瞬太くんが本当に純粋過ぎて私がハラハラしてしまった。あーっ。かわいい。祥明のお母さんは相変わらず怖い。みんなも怖がってるじゃない。えっ?ドラマ化されてるんだ知らなかった。2019/06/27
ぶんこ
52
シリーズ3巻目で、高校生活1年生の文化祭までが描かれています。瞬太の年の割に幼いボケっぷりが可愛い。寝ている時間が長いから頭脳の成長がゆっくりなのかな。時々羨ましくもなる。江本君の初恋と瞬太の春菜さんへの初恋が微笑ましい。高校生の男子でも純で健気な恋があるって嬉しい限りです。2018/01/13