出版社内容情報
放射線の種類や発生するしくみを、原子の成り立ちからわかりやすく解説。人体への影響や問題点についても、正しく理解できます。
目次
はじめに 放射線ってなんだろう
身のまわりにある放射線
原子のなりたち
放射線を出す同位体
放射性同位体が放射線を出すしくみ
核分裂・核融合と放射線
放射線の種類と透過力
放射線・放射能の単位
放射線・放射能発見の歴史
幅広い分野で利用されている放射線
放射線の危険性
放射線から身を守るために
放射線を測定してみよう
著者等紹介
野口邦和[ノグチクニカズ]
日本大学歯学部准教授、福島大学客員教授。1952年千葉県生まれ。東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了。理学博士。専攻は放射化学・放射線防護学・環境放射線学。現在、日本科学者会議エネルギー・原子力問題研究委員会委員長、核・エネルギー問題情報センター常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
haruno
0
『よくわかる原子力とエネルギー』の第1巻。小中学生向けに書かれたものですが、放射線についてよく知らない大人も、分かりやすい入門書になりそうです。放射線の種類や発生するしくみ、医学や工業での利用、人体への影響や問題点が簡潔にまとめられています。 私たちは、福島の原発事故で、繰り返し放射線についての報道を聴きました。しかし、説明はいろいろです。簡単には専門的な知識を身につけることはできませんが、やっぱり自分の頭で納得したいものです。福島以後を自分で考えたい、そういう人の自学のための一歩目の書。先は長いが… 2012/08/23
-
- 和書
- カクテルへの招待