出版社内容情報
清少納言と兼好法師が、季節の美しさや人生観など、日々感じたことをつづった随筆集。昔の人たちを、身近に感じられる一冊です。
目次
枕草子(春はあけぼの/夏は夜;秋は夕暮れ/冬はつとめて;清涼殿の丑寅のすみの;中納言まゐりたまひて;うつくしきもの;五月ばかりなどに山里にありく;雪のいと高う降りたるを;この草紙、目に見え心に思ふことを)
徒然草(つれづれなるままに;神無月のころ;折節のうつりかはるこそ;公世の二位のせうとに;仁和寺にある法師;奥山にあるといふ猫また;或人、弓射ることを習ふに;高名の木登り)
著者等紹介
田近洵一[タジカジュンイチ]
東京学芸大学名誉教授。前早稲田大学教授。1933年、長崎県島原市に生まれる。横浜国立大学卒業後、神奈川県・東京都で、小・中・高の教育現場を経験したのち、横浜国立大学助教授を経て、東京学芸大学教授、早稲田大学教授を歴任する。定年退職後、ことば文化研究室を開設し主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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