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デジタル教育は日本を滅ぼす―便利なことが人間を豊かにすることではない! (普及版)

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591127209
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0095

内容説明

正解と間違いだけを教えることが学校教育ではない!教科書のデジタル化は日本人の感性を壊していく。紙の文化を子供たちに伝えていくことが、日本人の心を育むことになる。

目次

第1章 教育の現場からの警告、デジタル教育時代の危機
第2章 学校とは何なのか、教育とは何なのか
第3章 迷走した戦後の教育改革―「詰め込み」から「ゆとり」へ
第4章 見直される教育改革―21世紀型新時代の教育へ
最終章 先進的なデジタル教科書が日本を滅ぼす理由
あとがき 本気で日本の教育を考える

著者等紹介

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
評論家・ジャーナリスト。1934年滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、テレビ東京を経て、1977年フリーに。現在は政治・経済・メディア・IT等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、1998年ギャラクシー35周年記念賞(城戸賞)を受賞した。2002年4月より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講、塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Prince of Scotch

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IT(情報技術)は社会の諸方面に浸透しているが、教育の分野においても例外ではない。所謂「デジタル教科書」は効率的で便利な反面、生徒たちの思考力やコミュニケーション能力の涵養には役に立たないのではと、著者は警鐘を鳴らしている。デジタル教科書は「正解のある課題に対しては、自己完結のかたちで答えをだすことができる」(198ページ)が「議論ができない日本人の欠点を助長する」(205ページ)と指摘もする。自己完結から脱却した、思考力やコミュニケーション能力を伸ばすことに成功した複数の実際例も本書では紹介されている。2017/12/15

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